場所:Don't Disturbの新たな挑戦
東京の渋谷で、エンターテインメント&スタートアップ企業に特化したバックオフィス支援を行うDon't Disturb株式会社が、新たに株式会社LayerXと提携。最新の法人支出管理クラウドサービス「バクラク」を導入し、バックオフィス業務の効率化を加速させます。
エンタメ・スタートアップの現状
エンターテイメント企業やスタートアップは、通常、プロダクトやサービス開発が優先されるため、バックオフィス業務が後回しにされることが多いです。初期段階では少数精鋭のチームで業務が進み、問題が表面化しないことが一般的。しかし、成長の過程で社員数や取引量が増加していくと、様々な課題が浮かび上がってきます。
例えば、稟議や承認フローに関する問題が一つ。経営陣の承認を得ずに契約や発注が進むことで、会社が把握できない支出が生まれる可能性があります。さらには経理への情報伝達が不足し、支払いの遅れや期限超過といったトラブルを招くことにもつながります。
また、予算やコスト管理も大きな課題です。というのも、プロジェクトを進める際に事前の見積もりを行わず、その結果、利益が出ない事態や原価割れを引き起こすことが多々あります。このような背景から、資金繰りが悪化する例も少なくありません。
Don't Disturbの取り組み
こうした課題に対処するため、Don't Disturbは「バクラク」を活用し、各種業務フローの効率化を目的としています。認定パートナーとして、同社はエンタメ・スタートアップ業界特有の現場と経営目線を取り入れたバックオフィス支援に取り組み、導入から運用定着までのプロセスを全面的にサポートします。
経理・財務領域では、日常経理業務のフローを整理し、請求書管理や経費精算をスムーズに行えるように支援します。これにより、情報共有が円滑になり、支払い漏れや入金遅延を防ぎ、安定した資金繰りを実現します。
また、稟議・承認フローの構築にも力を入れています。バクラクを利用することで、プロセスを整備し適切なルールを設けることができ、経営陣や事業責任者が把握していない支出を未然に防ぐことが可能です。
バクラクとは?
バクラクは、稟議や経費精算、請求書の受取や発行、さらには勤怠管理までを効率化する次世代のクラウドサービスです。AIを活用し、手作業や紙ベースの業務からの解放を実現。これにより、従業員が本来のコア業務に集中できる新しい働き方を提案します。中小企業から大企業まで、15,000社以上の顧客に支持されているこのサービスは、働きやすい環境作りや事業成長を支援しています。
LayerXについて
LayerXは「すべての経済活動をデジタル化する」という理念を持ち、SaaSやFintechを通してAI技術の実装を進めているスタートアップです。「バクラク」を中心とした業務効率化サービスを広めつつ、デジタルネイティブなアセットマネジメント企業を目指しています。
まとめ
Don't DisturbとLayerXのパートナーシップにより、バックオフィス業務の革命が期待されます。エンタメやスタートアップの企業は、これを機に自身の業務フローを見直し、効率的かつ持続的な成長を目指すチャンスです。業務の効率化が事業成長を加速する鍵となることでしょう。