女性の未来を変える!FellneFES2025に込められた思いと成果
2025年3月7日、東京都港区にて、女性活躍推進サービス・Fellneが主催する「FellneFES2025」が開催されました。2回目となるこのイベントは、「FemAction~Small steps lead to Big changes!~」というテーマのもと、企業に向けたサービスや商品の展示、セミナー、ワークショップを通じて女性の活躍を後押しする内容となりました。参加企業数は昨年を大きく上回る102社に達し、会場は熱気で包まれました。
背景と目的
FellneFESの開催には深い背景があります。日本の企業全体の多様化を進め、誰もが快適に働ける環境を整備することを目指しているのです。現状では女性の管理職登用率の低さ、育児や介護と仕事の両立の難しさが未だに課題とされています。特に、多くの女性がライフイベントや健康問題に直面し、キャリアパスの選択肢が狭まっていることが離職率の高さに影響しています。
これらの問題を解決するため、Fellneは企業が抱える課題を一緒に考え、解決策のヒントを見つける場としてこのイベントを企画しました。特に、名古屋の株式会社丸天産業とコラボレーションすることで、地域を超えた情報交換を行い、多様な事例を学ぶ機会を提供しました。
この取り組みは物理的な制約を超え、全国の企業へと知見の共有を促進し、Fellneが目指すFemAction(女性のQOL向上のための取り組みの総称)を広める大きな一歩となりました。
イベントの内容
FellneFES当日は、「出会い」「発見」「交流」「伝える」の4つのテーマに沿ったセミナーやブース展示が行われ、参加者が楽しみながら知識を深められる充実した内容となりました。またスタンプラリーを実施し、ブースは大盛況でした。
トークショーとセミナー
特に注目を集めたのは、タレントの東尾理子さんやオカモトヤに勤務する新井 翠選手とのトークショーです。「競技から職場へ女性アスリートのキャリアが変える組織力」をテーマに、参加者が女性アスリートの視点から学ぶ機会を提供しました。
さらにセミナーでは、経済産業省の忠内 美保さんや女性医療クリニックLUNAの関口 由紀さん等、各分野で活躍する講師陣が集結し、有益な情報を共有しました。特に、「法改正に伴う企業による介護離職防止策」といった実践的な内容は、今後の企業活動に大いに役立つものでした。
展示ブースとワークショップ
展示ブースには、ダイドードリンコや大塚製薬など、さまざまな企業が参加。参加者は各企業の女性活躍推進活動について直接学ぶことができ、大変好評でした。また、ピラティスやAIによるロールダウン解析体験などのワークショップもあり、参加者自身の体に合ったエクササイズを学ぶ機会が提供されました。
未来への展望
FellneFESの成功を受けて、今後も企業の社会的課題にアプローチし、より多様な働き方を提供する活動を続けていく予定です。特に、地域や業界を超えた連携を強化することで、全ての社員が能力を発揮できる環境の整備を目指します。
Fellneが掲げるFemActionを通じて、日本社会全体に変化をもたらすとともに、女性の活躍を推進するための文化を根付かせていくことが期待されています。
今後もFellneは、より多くの企業との協力を通じて、女性が活躍できる社会を実現するために取り組んでいきます。