新たなスイーツの風潮:バブカカダブラの登場
2025年10月、京都下鴨にオープンした「BABKA cadabra(バブカカダブラ)」は、日本初のバブカ専門店として注目を集めています。バブカとは、主にニューヨークで人気のある東欧発祥のデニッシュパンの一種で、リッチな卵やバターの生地で作られ、チョコレートやシナモンを練り込んだ特有の形状が特徴です。オープン後、多くの声に応え、この冬限定の「ソルティショコラバブカ」が登場することに。
期待の新商品「ソルティショコラバブカ」
「ソルティショコラバブカ」は12月1日から販売開始予定で、価格は3,200円(税込)。このバブカは、濃厚なチョコレートブラウニー生地を贅沢に使用し、さらにはチョコレートコーティング層でトッピングを施されています。通常のスイーツとは一線を画すリッチな味わいの中に、フランス産のゲランド塩が絶妙なアクセントを与え、甘じょっぱいハーモニーを楽しむことができます。トーストすることで、中のチョコレートがとろけ、さらに深い滋味を体感できる一品です。
独自の開発物語
この限定製品の開発は、偶然の出会いから始まりました。朝食に食べていたバブカで、思いもよらず塩をかけたハプニングがきっかけとなり、「どのような味の組み合わせになるのか試したい」という気持ちからスタートしました。その瞬間、甘さと塩味が見事にマッチしたことから、「この新しいバブカの味わいを多くの人に届けたい」との思いが広がり、開発が進められることになりました。
試行錯誤の末、フランスのゲランド塩との出会いがあり、このバブカにはなくてはならない存在となります。独特の食感とマイルドな風味がチョコレートの甘みを引き立て、試作を重ねた結果、極めてバランスの良い味わいを創出しました。
バブカの魅力とその特徴
「バブカカダブラ」のバブカは、単なる生地をねじるのではなく、オリジナルの製法で丁寧に編み込まれています。これにより、カットした際に見える美しい模様が魅力の一つです。そして生地にはチョコレートや素材をふんだんに使い、ニューヨーク式のずっしりとした濃厚さを演出しています。このプロジェクトは約8年の歳月をかけて構想され、最終的に特別なバブカが完成しました。
店舗の独特な雰囲気
バブカ専門店が選ばれたのは、地元京都の和の雰囲気が漂う立地です。隠れ家のような店舗は静かな路地にあり、バブカのロゴが特徴的な特製のれんが目印。地元文化を取り入れたお店作りを目指しており、素敵なひとときを提供しています。
営業時間は午前10時から午後6時までで、月曜日は定休日です。公式オンラインショップもあり、24時間いつでも購入可能です。
贈り物にも最適
贅沢で特別感のある「ソルティショコラバブカ」は、ティータイムや大切な方への贈り物にぴったり。冬限定の商品なので、この機会をお見逃しなく。甘じょっぱい美味しさをぜひ体感してみてください。