ラクトフェリンの新発見
2026-03-23 12:00:48

ラクトフェリンがのどの免疫細胞を活性化する新発見!健康維持に貢献する可能性

ラクトフェリンがもたらす新しい健康の可能性



森永乳業による最近の研究で、乳タンパク質であるラクトフェリンが「のど」に存在する免疫細胞、特にプラズマサイトイド樹状細胞(pDC)を活性化することが世界で初めて確認されました。この研究は旭川医科大学の髙原幹教授との共同で行われ、国際的に権威のある科学雑誌「International Journal of Molecular Sciences」に2026年3月6日に発表されました。

ラクトフェリンとは?



ラクトフェリンは牛乳から発見されたタンパク質で、出産後すぐの初乳に多く含まれています。この成分は、体の免疫機能をサポートするとともに、外部からの異物に対する防御機能を持っています。涙液や唾液、鼻汁などの外分泌液に存在し、身体の粘膜を保護する役割を果たしています。

研究の背景と目的



今回の研究では、ラクトフェリンがどのようにして「のど」に影響を与えるのかを調査しました。これまでの研究では、ラクトフェリンが腸内の免疫細胞には一定の効果を持つことが確認されていましたが、上気道に関連する免疫細胞の活性化についてはあまり知られていませんでした。

口蓋扁桃という「のど」に存在する免疫細胞が、どのようにラクトフェリンの影響を受けるかを調査した結果、科学的な証拠が得られました。これにより、呼吸器の健康維持においてもラクトフェリンが重要であることが示唆されます。

研究方法と結果



この研究では、習慣性扁桃炎のために摘出された口蓋扁桃から免疫細胞を取り出し、牛乳由来のラクトフェリンと共に培養しました。その結果、pDCが活性化され、インターフェロン(IFN)-αという免疫物質の生成が促進されることが明らかになりました。この物質は、ウイルス感染を抑制するのに役立ちます。

B細胞とキラーT細胞の活性化


さらに、ラクトフェリンはB細胞のIgA抗体の生成を促すことも発見されました。このIgAは、ウイルスが粘膜に付着するのを防ぐ大切な役割を果たします。また、キラーT細胞の活性も促進され、ウイルスに感染した細胞を効果的に攻撃する能力が増すことが確認されました。

今後の研究



この研究の成果は食品成分が免疫細胞に与える影響を新たに示したもので、呼吸器や消化器の健康維持においてラクトフェリンがいかに重要であるかを示唆しています。今後の研究では、ラクトフェリンがどのようにして人々の健康を守るのか、さらに詳細なメカニズムを解明することが期待されています。

まとめ



ラクトフェリンは私たちの健康にとって非常に重要な物質であり、その利用方法や効果についての研究は今後ますます進むでしょう。森永乳業はこれからもラクトフェリンに関する研究を進め、人々の健康維持に寄与する取り組みを続けていきます。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

関連リンク

サードペディア百科事典: 森永乳業 ラクトフェリン 免疫細胞

トピックス(美容)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。