沖縄を舞台にしたFODオリジナルドラマ『GOTH』が受賞候補に

沖縄を舞台にしたFODの新ドラマ『ゲート・オン・ザ・ホライズン〜GOTH〜』

今年で16回目を迎える「ロケーションジャパン大賞」で、FODのオリジナルドラマ『ゲート・オン・ザ・ホライズン〜GOTH〜』がノミネートされたというニュースが飛び込んできました。この賞は、国内のロケ地情報誌が開催しており、その年に地域を盛り上げた作品を顕彰するものです。今回のノミネート作品群の中で、沖縄を舞台にした本作がどのように地域に新しい風を吹き込んだのか、詳しくご紹介します。

ドラマの概要と背景

『ゲート・オン・ザ・ホライズン〜GOTH〜』は、主に沖縄の高校生たちによる友情や抗争、成長を描く青春ドラマです。この作品は、音楽やアクション、ミステリーが絶妙に組み合わさった“チャンプルードラマ”として、見る者に強いメッセージを送ります。企画の立案は、現在多方面で活躍中のアーティスト、SKY-HIが手がけ、彼自身が「十代の人たちに寄り添いたい」と願って制作がスタートしました。

監督は、2000年に放送された『池袋ウエストゲートパーク』で名を馳せた堤幸彦です。青春と希望が描かれるこのドラマの中で、若者たちの葛藤と成長がどのように表現されているかが見どころです。

主演キャストと制作の魅力

主演には、オーディション「THE LAST PIECE」から結成されたダンス＆ボーカルユニット「STARGLOW（スターグロウ）」のメンバー、RUI・TAIKI・KANONが起用されています。彼らがグループデビュー前に行った沖縄でのオールロケは、42日間の泊まり込みという気合の入り方。この経験が、彼らにとって大切な原点として刻まれることでしょう。

沖縄の文化とドラマの魅力

『GOTH』の魅力は、沖縄特有の文化に根差したストーリーラインにあります。この作品は、舞台となる沖縄市の繁華街「コザ」を背景に、地元の音楽や文化、さらにはラップバトルなどを通じて、若者たちの成長と友情を描くとともに、地域そのものの魅力を発信しています。特に、地域活性化の観点からも高く評価されていることが、ノミネートの理由の一つなのです。