LEGO BIG MORLのタナカヒロキが考える音楽と青春の葛藤を描く小説『陽と月』

LEGO BIG MORLのタナカヒロキが初の小説に挑む

ロックバンド・LEGO BIG MORLのギタリスト、タナカヒロキが自身の初めての小説連載をスタートします。新たな舞台となるのは、ソニー・ミュージックエンタテインメントが運営する小説掲載サイト「monogatary.com」。彼の作品がどのような物語になるのか、多くのファンが期待を寄せています。

monogatary.comとは

monogatary.comは、自由に物語を投稿できるエンタメプラットフォームです。毎日違った「お題」が提示され、それに基づいて多様な物語が生まれています。ユーザーは作品に対して挿絵やコメントをつけて反応することができ、創造と交流が楽しめる工夫が施されています。過去には人気作のコンテストである「モノコン」から、音楽ユニットYOASOBIが誕生したことでも知られています。

タナカヒロキの新作『陽と月』

この度新たに開始される公式連載、「陽と月」は、タナカヒロキによる初の小説です。物語は、インディーズからメジャーデビューを目指すロックバンドが主人公。反響のある青春と葛藤のストーリーです。主人公の「月」と彼の親友でその対照的な性格を持つ「陽」は、音楽活動を通じて夢と現実の厳しさに向き合います。特に「月」は吃音症を抱えており、その葛藤が物語の大きなテーマとなっています。

ストーリーは、二人の成功と挫折、そして友情と信頼を基に描かれつつ、音楽と夢の間で翻弄される彼らの姿がメインの軸になっています。曰く「成功とは何か」、あるいは「売れることが必ずしも幸せにつながるのか」という問いかけが、本作の中で深く探求されていくでしょう。

タナカヒロキの背景と初挑戦

タナカヒロキは、LEGO BIG MORLの結成以降、バンド活動に専念してきました。しかし彼自身も吃音症であり、音楽という表現手段を通して過去の経験や想いを分かりやすく表現することができています。初めての小説に挑む背景には、バンド活動や自分の人生を振り返り、新しい道を探るという思いがあるのではないでしょうか。

初の小説執筆に対しタナカヒロキは、「ひとつのことだけをやり続けるには、人生は長すぎる」と語っています。音楽に生きることの奥深さを小説でも表現しようとする彼の姿勢に、多くのファンが感心を寄せています。

作品の問い合わせ

連載は2025年11月13日からスタートし、毎週木曜日に更新される予定です。詳細については、monogatary.comをチェックしてください。

また、彼が初めての小説執筆に挑む理由などを語ったインタビューも公開されています。タナカヒロキがどういった経緯でこの作品を執筆することになったのか、彼の個人的な思いに触れる貴重な機会です。興味がある方はぜひこちらもご覧ください。インタビュー記事はWEBザテレビジョンで見ることができます。

まとめ

LEGO BIG MORLのギタリストとして活躍してきたタナカヒロキが、初めての小説『陽と月』を通じて、自身の音楽と人生の一部を新たな視点から描き出す挑戦は、多くの支持と期待を集めることでしょう。彼の音楽ファンのみならず、多様な読む人々に共感されるストーリーが展開されることを期待せずにはいられません。