日本初の殿堂入りを果たした五島列島のブランドさつまいも「ごと芋」
長崎県の五島列島から生まれたブランドさつまいも「ごと芋」が、2025年に行われる「さつまいも博」の中のイベント「日本さつまいもサミット」で、初めてとなる殿堂入りを果たしました。この栄誉は、3年連続で「さつまいも・オブ・ザ・イヤー」受賞の成果です。
ごと芋とは?
「ごと芋」は、五島列島の自社農園および契約農家で栽培される安納芋で、約18年前に地元の特産品として誕生しました。特徴的なのはそのねっとりとした甘み。心地よい甘味は、収穫後に暗室で40日間熟成させることで引き出されます。この熟成過程では、デンプン質が糖分に変わり、まるで砂糖を使っているかのような濃厚な甘さを実現しています。
日本さつまいもサミットとは?
「日本さつまいもサミット」は、サツマイモの生産者や有識者が集まり、全国から選ばれた優れたサツマイモを評価する場です。このたび、「ごと芋」が殿堂入りを果たした背景には、厳選なる審査と実績があります。「さつまいも・オブ・ザ・イヤー」とは、サツマイモの中で特に優れた味わいを持つものを選出する賞で、2022年から2024年まで、安納べに部門で3年連続受賞を果たした「ごと芋」は、2025年には殿堂入りとなったのです。
受賞の瞬間と今後の展望
表彰式は2025年2月23日に開催され、その様子は多くのメディアに取り上げられました。「ごと芋」の生産責任者である赤尾氏は、「私たちのさつまいもが認められたことは、大変光栄です。これからも品質向上に努め、五島の魅力を広めていきたい」と語っています。
「ごと株式会社」の取り組み
「ごと株式会社」は、「五島から、おいしさを届けたい」というスローガンのもと、五島産の食材を使用した冷凍焼き芋やレトルト食品などの製造を行っています。五島列島の豊かな自然から生まれるおいしさをお伝えしたいという想いで、さまざまな商品開発に励んでいます。
同社は、地元の素材を最大限に活かし、消費者に感動を提供することを目指しています。また、オンラインストアやカフェを通じて、五島の味を全国に届けています。
まとめ
五島列島の「ごと芋」は、これからも多くの人々に愛され続けることでしょう。日本一の理由を体験したいと思ったあなた、自宅で「ごと芋」を味わって、五島の魅力を感じてください。これからの活躍にも注目が集まります!