世界獣医師会大会でのマルトモの新たな挑戦
マルトモ株式会社が4月21日から24日の期間、東京で開催される第41回世界獣医師会大会において、岡山理科大学獣医学部との共同研究成果を発表します。この大会は1995年以来、31年ぶりに日本で行われるもので、注目を集めています。マルトモは「日本における削り節のペットフードとしての利用と最近の研究成果の紹介」というテーマで、ペットフード市場に新たな視点を提供することを目指しています。
共同研究の背景と目的
マルトモは、かつお節・だしといった海洋資源を通じて健康と食文化の発展に寄与してきた企業です。今回の研究は、かつお節などの削り節が犬や猫に与える影響を解明し、ペットオーナーにとって有意義なフード選択肢を提供することを目的としています。実験には、マルトモの「かつおだいすきかむかむジャーキー」や「だいすきシリーズ全種」が使用されました。
研究成果の概要
発表された結果には、2つの重要な実験が含まれています。まず、
実験①では、「かつお節、まぐろ節、鶏などの削り節に対して犬や猫が高い嗜好性を示し、食欲の増進に有効である」ことが確認されました。これは、特にペットの食事管理において、飼い主が安心して与えることのできる新たな選択肢を提供するものです。ペットも人間と同様に、嗜好に応じた食事が必要であり、削り節がその解決策となる可能性があります。
次に、
実験②では、「柔らかめのかつお厚削りに対して犬が高い嗜好性を示すだけでなく、おやつとして飼い主が直接手で与えることで、飼い主の楽しさも向上する」との結果が得られました。このことは、愛犬とのコミュニケーションや絆を深める手段としても、削り節が役立つことを示唆しています。
生活の質の向上
肉や魚をベースにしたペットフードが増える中、マルトモの研究は、私たち人間と愛するペットの生活の質(Quality Of Life、QOL)を向上させる手助けになると期待されます。ペットフードの選択において、健康面のみならず、ペットとの楽しい時間を提供する役割も担うことができるのです。
今後の展望
マルトモは、100年以上の歴史を持つ企業として、その知見を今後も研究分野に活かしていく姿勢を見せています。また、研究成果を通じて社会全体に貢献することを目指し、さらなる研究を続けていくとしています。
この発表は、犬と猫を愛する方々にとって、大きな関心を呼ぶものとなるでしょう。
これからもマルトモの動向に注目し、愛するペットための食選びに役立てていきましょう。