Bunkamuraが還元する文化の力
文化と芸術の発信を続けてきたBunkamuraが、休館中を逆に捉え、様々な地域で新たな文化イベントを展開しています。1989年の開館以来、オペラや演劇、映画、アートを通じて多くの人々に感動を与えてきたこの場所は、今後も多彩な出会いを提供していくでしょう。
都立大学でのモーツァルトのオペラ
まず注目したいのは、都立大学で上演される新たなオペラ《ドン・ジョヴァンニ》。これはモーツァルトの名作を元にしたもので、現代美術作家の杉本博司とのコラボレーションによって、新しい演出が施されます。指揮に鈴木優人を迎え、バッハ・コレギウム・ジャパンとの共演が実現するこの作品は、音楽的にも視覚的にも楽しめる一夜となるでしょう。約1,000席の会場はどの席からでも舞台が近く、迫力のある体験が待っています。
日程:2025年2月20日・21日・23日・24日
場所:めぐろパーシモンホール
セシオン杉並でのアーティストとのふれあい
次に、東高円寺のセシオン杉並では「Meet The Artists」シリーズが始まります。フラメンコギターとピアノの兄弟デュオ、徳永兄弟が2月15日に登場し、圧倒的なギターテクニックとフラメンコダンサーによる情熱的なパフォーマンスが楽しめます。さらに、3月23日には、ピアノで1台4手連弾を披露する「レ・フレール」が、独自のアレンジでたくさんの人々の耳を楽しませることでしょう。
歌舞伎町での新作演劇
そして新宿・歌舞伎町のTHEATER MILANO-Zaでは、蓬莱竜太の最新作《おどる夫婦》が上演されます。長澤まさみ、森山未來ら豪華キャストが揃ったこの作品は、10年間を共にした夫婦の物語を描き出し、心に響く瞬間が多数詰まっています。人生100年時代における夫婦のあり方を見つめる感動的なストーリーが繰り広げられます。
日程:2025年4月10日〜5月4日
場所:THEATER MILANO-Za
渋谷でのストリートアートプログラム
また、Bunkamuraが誇る渋谷では、館内を使用したストリートに焦点を当てたアートプログラムが展開されます。渋谷の最新カルチャーを反映したアートインスタレーションやパフォーマンスが行われ、街の文化が新たに形作られていきます。
日程:2025年3月13日〜23日
映画館・ギャラリーでの体験
駅からすぐのBunkamuraル・シネマやギャラリーでは、気軽に文化・芸術を楽しむことができる場所として、多くの人々に親しまれています。最新の映画やアートを通じて、心豊かな時間を提供してくれるでしょう。
Bunkamuraは、休館中の今だからこそ、これまで以上に多くの人々と文化を繋げる活動を積極的に行っています。ぜひ、この機会に新たな文化体験をお楽しみください。