和歌山県粉河の地域活性化に向けた新しい挑戦
和歌山県紀の川市粉河。ここで約400年前に創業した薬種商をルーツとする化粧品メーカー、株式会社桃谷順天館が新たなプロジェクトを発表しました。その名も「粉河まちめぐりパスポート」です。このパスポートは、和歌山県粉河エリアの地域活性化を目指す特典付きの冊子で、2026年4月27日から発行される予定です。
地域貢献の想い
粉河エリアは、少子高齢化や若年層の流出、さらには空き店舗の増加といったさまざまな課題に直面しています。また、観光スポットがあるものの、訪問者が回遊することなく帰ってしまう「通過型訪問」が多い状況です。そうした現状を打破するため、桃谷順天館は地域住民や観光客、店舗と施設がつながり、地元の魅力を感じられる場を提供する意義を見出しました。
「育ててくれたこの土地に恩返しがしたい」という社長の桃谷誠一郎氏の思いが、この新たな試みに詰まっています。特に、粉河寺の門前で創業した「正木屋」から始まる同社の歴史は、地域との深いつながりを象徴しています。
「粉河まちめぐりパスポート」の特徴
パスポートには、地域活性化を目的とした3つの重要な特徴があります。
1.
収益の全額寄付: パスポートの販売収益は全て地元に還元され、地域の発展に寄与します。
2.
掲載店舗の負担軽減: 参加店舗・施設は費用負担をゼロにすることで、地域との共創を実現。新たな魅力を発信します。
3.
スタンプラリーの導入: 地域の店舗や施設を利用しスタンプを集めた方には、桃谷順天館の明色ブランドの化粧品が当たるキャンペーンもあります。
参加施設について
パスポートを購入すると、粉河エリア内の神社仏閣や飲食店、美容室など、31の参加施設で特典を受けることができます。例えば、粉河寺の拝観料は通常400円が200円、粉河産𡈽神社の特別御朱印がもらえるなど、さまざまな特典が用意されています。また、参加施設の利用で10%OFFや200円引きなどの特典も受けられます。
発行の概要
「粉河まちめぐりパスポート」の発行期間は2026年4月27日から9月30日までで、有効期間は購入日から半年間です。販売価格は1冊500円(税込)で、紀の川市商工会や参加施設で購入可能。発行部数は1,000部限定です。
地域の未来を誰もが感じられる場へ
この取り組みは、地域の人々や訪問者が笑顔でつながることを目指しています。粉河を訪れる人々が「また来たい」と思うような魅力あるまち作りが実現する日を心待ちにしたいですね。ぜひ、粉河エリアでの特別な体験を手に入れてみてはいかがでしょうか。地域の活力を取り戻し、活気に満ちた未来を創るための一歩を、一緒に踏み出しましょう。