fuwariの秘密基地
2025-11-10 16:54:27

家族で見つけた”ちょうどいい幸せ”とfuwariの秘密基地の挑戦

日本の文化とキャリアを学ぶ「日暮里ゼミナール」



ラジオ「日暮里ゼミナール」は、様々なバックグラウンドを持つゲストと共にキャリアやカルチャーについて学ぶ番組です。その名の通り、大学のゼミのようにみんなで教え合いながら成長していくことを目指しています。今回は第30弾として、東京・用賀にある「fuwariの秘密基地」の店主夫妻、柴田邦雄さんと佳菜子さんがゲストです。本収録は初の出張収録として、実際の店舗で行われました。

異なる個性を持つ二人の出会い



柴田邦雄さんは、東京都出身で、東京藝術大学に進学しましたが、美術への強い情熱よりも「人と違うことをしてみたい」との思いで進路を選択しました。一方、佳菜子さんは宮城県石巻市出身で、祖母から裁縫を学び、小学生の頃にファッションに目覚めました。皆が大学院へ進む中、邦雄さんはあえて新しい道を選び、魅力的な店舗に惹かれてトゥモローランドに入社しました。二人は、仕事での出会いから素晴らしいパートナーシップを築いていきました。

人生の転機:東日本大震災



大きな転機は、東日本大震災でした。佳菜子さんは震災で多くの友人を失い、なぜ自分が東京にいるのかを自問自答し、地元のために何かできることはないかと考え続けました。その頃、邦雄さんも自らのキャリアを見つめ直しており、二人の出会いから新たな挑戦が始まりました。この時、佳菜子さんが副業で行っていた制作活動を邦雄さんが手伝ったことがきっかけで、二人はビジネスパートナーに、そしてその関係はさらに深まっていきました。

キッチンカー「fuwari」のスタート



2017年、佳菜子さんの地元の魅力を伝えるため、キッチンカー「fuwari」をオープンしました。その後2019年には、東京・用賀に「fuwariの秘密基地」を開店し、地元の旨味を生かしたメニューを展開しています。夏にはかき氷、冬にはクレープを提供し、多くの人々が訪れる人気の店舗となりました。この店舗は、単なるビジネスではなく、家族の幸せな時間を共に作り出す場所としても機能しています。

お金を目的としない働き方



「生活をどこまで切り詰めて、家族が幸せに暮らせるのか」と実験する中で見つけたのは、‘’お金を目的にしない働き方です。‘’ お金よりも時間を大切にし、何が本当に幸せなのかを自分たちで決めながら、ファンや常連客に愛されるお店を運営しています。収入が十分にあると気づいた後も、家族との時間を大切にするためのペースを守り、彼らの独自の営業スタイルが確立されました。

新たな挑戦の模索



仕事の傍ら、邦雄さんと佳菜子さんは飲食の枠を超え、ファッションアイテムの買い付けも行うなど、活動の幅を広げています。二人はアパレル業界での経験を生かし、新しい挑戦を模索しているため、その展開に期待が高まります。これからの彼らの活動から目が離せません!

最後に



「日暮里ゼミナール」を通じて、この夫妻の魅力的な人生の物語をぜひ聴いてみてください。彼らの考え方に触れることで、自分自身の生き方についても新たな視点を得られることでしょう。第30弾「家族でつくる“ちょうどいい幸せ” ― fuwariの秘密基地が見つけた生き方」をお楽しみに!


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

関連リンク

サードペディア百科事典: fuwari 柴田邦雄 柴田佳菜子

トピックス(ライフスタイル)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。