40代のテーマパーク利用実態調査!
2025年7月に沖縄で自然体験型テーマパーク「ジャングリア」がオープンすることが話題になっています。近年、日本国内では新たなテーマパークの開業が続き、特に「ジブリパーク」や「ワーナーブラザーススタジオツアー東京」など注目を集めています。テーマパークに行くことで、家族や友人との思い出を作り、日常から脱出することが多くの人にとって重要なレジャーとなっています。
最近の調査によると、テーマパーク・遊園地を訪れる際の平均利用金額は「10,000~14,999円」が最も多く、40代では約20%が「30,000円以上」を利用しているという結果が出ています。これは、家族での高額消費が目立つ層でもあります。
調査の概要
今回の調査は2025年7月7日から8日にかけて、全国の20歳以上の男女1,000名を対象に行われ、特に「1年以内にテーマパークに行ったことがある人」に焦点を当てました。調査方法はWEBアンケート方式を採用し、生活者の意識や選定基準を浮き彫りにしています。ここでは調査結果のいくつかのポイントを取り上げてみましょう。
人気のテーマパーク
「今後(も)行きたいと思うテーマパーク」のランキングでは、ユニバーサルスタジオジャパンが46.5%で1位、続いて東京ディズニーランド(45.2%)とディズニーシー(33.3%)が登場しました。特にユニバーサルスタジオジャパンの支持が際立ち、「常に新しい発見がある」「アトラクションが多様で楽しい」といった声が寄せられています。
一方、東京ディズニーリゾートに対しては「現実逃避ができる」「ストレス発散ができる」という意見が多く、顧客が求める体験の質が高いことが伺えます。地方に目を向けるとハウステンボスが10.7%の支持を受け、自然を楽しみながら穏やかな時間を過ごせる施設として人気です。
テーマパークに行く時期
調査結果によると、テーマパークを訪れるのは「平日」が38.2%で最多という結果が出ており、混雑を避けるために有給を取得して計画的にレジャーを楽しむ傾向が見られます。特に60代では49.6%が平日を選択していることから、オフピークを選んで楽しむという傾向が明確になっています。
利用金額と選定理由
40代は家族での訪問が多く、平均利用金額が「30,000円以上」と他の年代よりも高額な傾向があります。その理由として、社会人になった子供と一緒に楽しむケースが多く、経済的余裕がある時期であることが考えられます。特に、女性の方が高額な支出をすることが多いという結果も出ています。
テーマパークに期待すること
テーマパークを選ぶ際、特に重視されているのは「アトラクションの魅力」で、全体の67.5%がこの点を挙げています。年代別に見ると、特に20代から50代にかけてはこのポイントが重要視されており、60代ではキャラクターや世界観の重視が高まる傾向にあります。特に女性は体験の物語性や食事の充実度にこだわる姿勢が強く、男性はアトラクションの刺激性を求める傾向が強いようです。
情報収集の傾向
テーマパークや遊園地の情報収集は、SNSが最も多く、特に20代女性においてその利用が顕著です。一方でシニア層はテレビや雑誌などのオフライン情報に依存しがちで、各年代に応じたプロモーション戦略を考える必要があります。40代ファミリー層は、旅行情報サイトを重視しており、慎重に比較を行う姿勢が見受けられます。
以上の結果から、特に40代の家族層におけるテーマパークの利用は、満足度が高いことが伺えます。子どもたちとともに楽しむ貴重な思い出を作るために、今後も様々なテーマパークの魅力を掘り下げていく必要があるでしょう。