リヴァー・フェニックス初主演作『ジミー』が3月にテレビ放送決定！青春ドラマの魅力を再発見

リヴァー・フェニックス初主演作『ジミー／さよならのキスもしてくれない』特集

リヴァー・フェニックスという名は、今も多くの映画ファンの心の中で光り輝いています。彼の生き様、そして映像作品が持つ力は、時を超えた存在感を持っています。そんな彼の初主演作である『ジミー／さよならのキスもしてくれない』が、3月にBS10スターチャンネルで放送されることが決まりました。この作品が長らく鑑賞困難だったことから、多くのファンにとって特別な意味を持つことでしょう。

リヴァー・フェニックス──短くも輝かしいキャリア

リヴァー・フェニックスは、1970年に生まれ、数々の名作でその才能を発揮しました。『スタンド・バイ・ミー』や『マイ・プライベート・アイダホ』での演技は、世代を超えた支持を得ており、彼の存在は今も色あせることがありません。しかし、1993年に彼は23歳の若さでこの世を去り、その才能の完全体を発揮することなく去ってしまいました。彼を“ジェームズ・ディーンの再来”と称賛する声も多く、彼の遺した作品は今後も多くの人々に影響を与え続けることでしょう。

青春を描く『ジミー』のあらすじ

『ジミー／さよならのキスもしてくれない』は、リヴァー・フェニックスが初めて主演した映画で、17歳の少年ジミーの成長を描いた青春ドラマです。物語は、シカゴに引っ越してきたジミーが、新しい環境の中で恋人リサと出会い、悩みや希望を抱えながら成長していく様子を36時間の出来事を通して描写しています。

高校卒業が迫る中、ジミーは父親から母校への進学を望む強いプレッシャーを受けます。この反発から、彼は彼女リサと共にハワイに行くことを決意し、そのための旅費を稼ぐためにジゴロとして働こうとするという、秘めた若者の葛藤と成長が印象的です。青春の葛藤や恋愛、友情が詰まったこの作品は、見る者の心を捉えるでしょう。

監督とキャストが織りなす魅力

本作は、監督自身が脚本も手掛けた自伝的小説をもとにしています。俳優として成長を続けるリヴァー・フェニックスとともに、当時はまだ無名だったマシュー・ペリーが主人公の友人役を演じている点も注目です。二人の若き俳優の共演は、今となっては貴重なものとなっています。

特集放送について

この貴重な映画を楽しむチャンスは、BS10スターチャンネルの「STAR CHOICE」特集で得られます。リヴァー・フェニックスの初々しい演技を通じて、彼の魅力を再確認し、青春の美しさや複雑さを受け止めてみませんか。放送は3月2日（日）よる11:10から。長い間手に入らなかった作品を、ぜひこの機会に鑑賞してください。