心温まるレシピ小説「あとはおいしいご飯があれば」が誕生！

「あとはおいしいご飯があれば」が実現する物語世界

にんべんが提案する新たなレシピ小説「あとはおいしいご飯があれば」が、2025年2月19日より全国書店にて販売開始となります。著者は人気作家の柊サナカさんで、彼女が描く短編ストーリーには、家庭で楽しむ「だし」の世界が色濃く反映されています。これはただの料理本ではなく、手間暇かけた出汁を利用することで日常がどれだけ豊かになるかを伝える作品でもあります。

心に響くエピソード

本作は、料理や子育てを通じて日常に潜む美しさを描いた13のショートストーリーから成り立っています。子どもを寝かしつける間、こっそり楽しむ夜食や、高校時代の友だちが教えてくれた「飲む出汁」の秘密、結婚前に母から教わった炊き込みご飯のレシピなど、身近なエピソードがちりばめられています。これにより、読者は自分自身の経験と重ね合わせ、感情移入しやすくなっているのです。

さらに、作中には実際のレシピが掲載されており、ストーリーを楽しんだ後はすぐにその料理を実践できます。この形のレシピ本は忙しい現代人にピッタリで、短い時間で味わい深い料理を手に入れる手助けをしてくれます。

イベントでの楽しみ

発売を記念して、COREDO室町テラス「誠品生活日本橋」では、関連イベントが開催されます。絵本のイラストを手がけるイラストレーター「はしゃ」による作品の展示が実施され、本書の雰囲気を身近に感じることができます。また、4月にはトークイベントも企画されており、著作者とレシピ監修者による素敵なお話が楽しめるチャンスも待っています。

出版社の信念

本書は、双葉社からの出版で、創業以来、多様な娯楽を提供することをモットーにしてきた出版社が手掛けています。この信念があるからこそ、本書もまた娯楽としての側面を兼ね備えつつ、実際に役立つ情報をしっかりと読者に届けることを意識しています。

にんべんだしアンバサダーの役割

ここで忘れてはならないのが、にんべんの「だしアンバサダー」の存在です。彼らは、日常生活に出汁を取り入れる楽しみを広めるために活動しており、レシピ小説に含まれる多くのアイデアやレシピもこのチームによるものです。このプロジェクトは、出汁の素晴らしさを再発見するきっかけを与えてくれるものです。

結びに

「食べ物は人をつなぐ」という言葉がありますが、本書もまさにその言葉を体現した作品。忙しい毎日の中で、こっそり寄り道する感覚を大切にしながら、日常の中に少しの豊かさを加えることができるかもしれません。ぜひ、新たなレシピとの出会いを楽しみにしていてください。あなたの日常に、少しでも彩りが加わることを願って。とてもほっこりとした気持ちで、読んだ後は実際に料理を作ってみたくなることでしょう。