伝統の技術で蘇る、竹虎の国産竹ざる
創業から120年以上の歴史を持つ竹材専門メーカー、竹虎(株式会社山岸竹材店)では、今年も国産竹ざるの製造が始まりました。
フードロス削減への取り組み
近年、私たちの社会ではフードロスという言葉が避けて通れないものとなっています。私たちは、食材を無駄にせず、上手に活用する方法を見直さなければなりません。そんな中、昔ながらの知恵である干し野菜作りが再評価されています。
干し野菜は、余った野菜を上手に活用するだけでなく、長期保存が可能です。これにより食費の節約にも大いに寄与します。また、干すことによって野菜本来の旨味と栄養が凝縮され、美味しさが増すのも魅力の一つです。さらに、歯ごたえが良くなることで料理の手間が減り、光熱費の節約にもつながります。
竹虎の竹ざるの特徴
竹虎が製造する国産竹ざるは、その通気性の良さから干し野菜作りに最適です。伝統的な製法を守り、強靭な孟宗竹を使用して丁寧に編み込まれています。梅雨の時期の土用干しには特に重宝され、自家製梅干しの仕上がりを一層美味しくしてくれるアイテムです。かつては農家の庭先で広く使われていた竹ざる。今、私たちはその伝統を守りつつ、フードロス削減にも貢献したいと考えています。
竹ざるには定番の60cmサイズの他、小ぶりな40cmサイズもご用意しています。このサイズは扱いやすく、現代の家庭でもピッタリの大きさです。
高品質な竹ざるの理由
工場内では、日本最大級の孟宗竹が立てかけられています。全国的に見ると、竹細工には真竹が主に使用されていますが、竹虎では硬く扱いにくい孟宗竹の竹ひごを選び、しっかりとした編み込みを行っています。
今、さまざまな場所で安価な竹ざるが販売されている中、食材を干すために必要なのは強度です。私たちが提供する日本製の竹ざるは、職人の手によって丁寧に作られており、見えない部分にもこだわりを持っています。
フードロス削減へ向けた未来
竹虎は、今後も国産の竹素材と伝統技術を活かし、皆様の暮らしを豊かにする製品の開発に努めていきます。国産竹ざるを通じて、食文化を継承し、フードロス削減に寄与することを目指しています。この時期に、ぜひ竹虎のWEBサイトに足を運んでみてください。
【販売情報】
国産竹ざる 60cmの販売は、2025年2月28日より開始。価格は13,200円(税込)です。詳しい情報は公式サイトをご覧ください。
国産竹ざるの詳細はこちら