夏の歌舞伎祭り
2025-06-13 13:54:20

ぴあ関西40周年!夏歌舞伎「船乗り込み」開催の魅力を探る

ぴあ関西40周年!夏歌舞伎「船乗り込み」開催の魅力を探る



2023年の夏、ぴあ関西が40周年を迎えるという特別な年に、歌舞伎愛好家に待望のイベントがやってくる。大阪松竹座で行われる「七月大歌舞伎」では、20年ぶりにぴあ船が出航する。古き良き伝統が息づくこの行事がもたらす感動と、新たな感覚を実感できる時がやってきました。

演目と豪華キャスト



まず注目すべきは、今回の「七月大歌舞伎」に出演する豪華なキャスト。片岡仁左衛門、中村鴈治郎、中村扇雀をはじめとする、上方歌舞伎のベテランから若手までのオールスターが一堂に揃い、魅力的な舞台を繰り広げる。特に、295年の歴史を持つ八代目尾上菊五郎と11歳の六代目尾上菊之助の親子襲名披露は、観客にとって特別な体験となるだろう。

プログラムには、『羽根の禿(はねのかむろ)』や『うかれ坊主(うかれぼうず)』といった代表的な演目が含まれている。特に『羽根の禿』では、六代目菊之助が遊女見習の役を演じ、江戸吉原の華やかな遊郭の一幕を再現。『うかれ坊主』では裸体同然の姿で踊る八代目菊五郎が、観客を唸らせることでしょう。また、『梅雨小袖昔八丈』や『土蜘』といった演目も含まれ、江戸物の魅力が堪能できる内容になっている。

船乗り込みの歴史と魅力



そんな中、開幕の前日である7月1日には、江戸時代から受け継がれる伝統行事「船乗り込み」が行われる。歌舞伎俳優たちが船に乗り込み、まるで江戸や京都から大坂に訪れるかのような趣向が施され、このイベントは毎年多くの人で賑わいます。今年はぴあ関西の40周年を記念し、特に盛大な形で行われる。

乗船券は、七月大歌舞伎のチケット購入者のみが対象となる抽選制だが、運に任せて応募する価値がある。歌舞伎俳優の乗った船にどっしりと乗り込み、伴奏される鐘や太鼓の音色に包まれて、夏の心地よい風を感じる時間は、非日常の体験をもたらしてくれる。

チケット情報と実施詳細



「七月大歌舞伎」は7月5日から24日まで、大阪松竹座で開催。人気のキャストが参加するため、チケットの入手はお早めに。公演日は昼夜それぞれ公演があり、出演者も日によって異なるため、公式サイトを確認してお気に入りの出演者が登場する日を見逃さないように!

チケットは、一等席から三等席まで用意されており、料金もお手頃。たくさんの人々が集うこの伝統的なイベントに参加することで、歌舞伎の奥深い魅力に触れ、自分の中に新たな発見があるだろう。

暑い夏、伝統と現代が融合した歌舞伎の世界を満喫し、最高の思い出を作りましょう。皆様の参加を心よりお待ちしています。


画像1

画像2

関連リンク

サードペディア百科事典: 大阪松竹座 七月大歌舞伎 船乗り込み

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。