MYPLATEが手がける新たなフードビジュアル
皆さんは、野球観戦時に楽しむ「球場グルメ」として誕生した『バリカタ君豚まん』をご存知でしょうか?株式会社MYPLATEが、福岡ソフトバンクホークスのマスコットキャラクター「バリカタ君」を立体的な食品として商品化したこの豚まんは、驚くほどリアルな造形と美味しさで話題となっています。
立体食品化の新たな挑戦
MYPLATEはキャラクターやIP(知的財産)を基にした食品開発事業を強化しており、今回の『バリカタ君豚まん』はその第1号事例です。企画段階から造形、味の設計、量産、品質管理までを一貫して手がける姿勢には、キャラクター商品の新たな可能性が秘められています。
キャラクターイラストを立体化する難しさ
『バリカタ君豚まん』の開発において課題となったのは、平面イラストを元にした立体造形の実現です。まず、各パーツ(目、耳、鼻、リーゼント、ほっぺのうずまき)を立体的に再現する際には、パーツ同士のバランスが重要になります。イラストで調和の取れた配置が、立体化すると異なる印象を与えることがあるため、慎重な試行錯誤が求められました。
試作段階では、3Dプリンターを使って迅速に型を作成し、何度もテストを繰り返しました。その中で、手作業によって生まれるパーツのばらつきを少しでも減らすために、デザインを「サングラスありバージョン」に変更したりと、様々な工夫を重ねていきました。しかし、量産用の型を起こした段階で新たな課題が発生。生地の型抜きのための補正により、元のデザインとは異なる印象になってしまったのです。
個体差の解決方法
MYPLATEは、課題を解決するための独自のアプローチを取ります。「バリカタ君」の特徴を数値化し、「パーツ全体を上に寄せる」や「リーゼントの太さを1.5〜2倍にする」などの具体的な調整指示を導入しました。さらに、「OK/NG判定基準マニュアル」を作成し、どの段階で製造が許可されるかを明示化。これにより、品質の平準化を図り、職人の技量に頼らない安定した製品の生産を実現しました。
販売の反響
グッズとしての販売は2026年7月1日から開始され、以来、SNSなどで数多くの写真投稿があがっており、来場者たちの驚きと喜びの声が寄せられています。『バリカタ君豚まん』は、みずほPayPayドーム福岡の球場グルメとして着実にその地位を築きつつあります。特に、8月11日からのイベント「肉肉祭り」でも引き続き提供される予定です。
今後の展望
MYPLATEは、このプロジェクトで得た知識と技術を基に、さらなる食品開発支援事業の強化を目指しています。スポーツチームやIPホルダー、自治体との連携を深め、魅力を最大限に引き出した新しい商品開発に取り組む予定となっています。次回の公開では、この立体造形の開発プロセスや背景に迫った詳細もお届けする予定ですので、乞うご期待です。
今年夏、新たな球場グルメとして味わえる『バリカタ君豚まん』を通じて、MYPLATEの挑戦がどのように実を結ぶのか、目が離せません。