スキンケアとジェスチャー
2026-03-09 13:35:56

スキンケアにおける顔面塗布のジェスチャーと情動の関係

スキンケアと顔面塗布の新たな指針


現代社会では、ストレスの増加や心身の快適さが求められる中で、女性たちのウェルビーイングの向上に向けた手段として、顔面マッサージの重要性が高まっています。この度、ロレアル リサーチ&イノベーションジャパンの科学チームは、化粧品ブランドTAKAMIの協力の下、スキンケアにおける塗布時のジェスチャーと情動反応の関係についての研究を発表しました。

研究の背景と目的


ロレアルの研究者たちは、脳波計測(EEG)を用いて、顔面塗布における異なるジェスチャーがどのように情動を変化させるかを解析しました。被験者から得られたデータは、特にストレス軽減や快適性に注目しており、スキンケアの体験を質的に向上させる手助けとなるでしょう。

実験の方法


研究では、38~55歳の健康な女性17名を対象に、2つの異なるジェスチャーで実験を行いました。一つはスムージングとハンドプレス動作からなる「ジェスチャーQ」、もう一つはスムージング動作のみの「ジェスチャーS」です。実験は2日間にわたり、塗布を行う前に洗顔をし、自己評価を記入後、各ジェスチャーの効果を観察しました。

得られた結果


結果として、ジェスチャーQは、施術開始20秒後から被験者にポジティブな感情の変化をもたらしました。対して、ジェスチャーSではストレスの軽減が認められたのは40秒後からで、塗布後にはネガティブな感情が優勢となるデータが得られました。特に、ジェスチャーQでは、施術中にストレスが低いと評価され、快適感と感情価も高かったことが確認されました。これらの結果は、自己評価での回答とも一致しました。

新たな知見と今後の展望


今回の研究結果は、今後のスキンケア商品開発において、情動に基づく製品デザインの重要性を示しています。脳波計測(EEG)による解析は、美容体験中の感情の動きを捉える可能性が高く、これをもとにスキンケアにおける新たな体験を創出するための科学的根拠が得られました。

まとめ


ロレアルリサーチ&イノベーションジャパンは、スキンケアにおける顔面塗布のジェスチャーがもたらす情動の変化について高度な研究を展開し、ユーザーエクスペリエンスを向上させる製品づくりに貢献しています。私たちの毎日のスキンケアが、心と体にポジティブな影響を与えることを示すこの研究は、多くの女性に新たなインスピレーションを提供することでしょう。

出典:Sawako Yamamoto, et al. “Changes in emotional response towards different facial application gestures following skincare application: An electroencephalogram approach”, Int. J. Cosmet. Sci. 2026 Feb 9.


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