江崎グリコが開催した「食」をテーマにした共創ワークショップ
2025年10月22日、江崎グリコ株式会社は大阪市・梅田にあるBlooming Campで「食」をテーマとしたサービスデザインワークショップを実施しました。このイベントには、関西を拠点とする多様な企業が参加し、食品業界を中心に新たなアイデアの創出が図られました。
ワークショップの目的と意義
本ワークショップの主な目的は、社内外の異なる部門や企業が協働することで以下の3つを達成することです。
1.
デジタル案件の創出: 自社や他社の資産を把握し、将来のサービス企画に繋がるヒントを得ること。
2.
オープンイノベーションの促進: 関西の企業同士の連携を深め、共創の機会を広げること。
3.
デジタル人財の育成: 参加者が実践的な知見を得ることで、今後の研修に繋げること。
ワークショップの場と参加企業
会場は、アクセス便利な大阪市北区のBlooming Camp。参加企業は江崎グリコをはじめ、パナソニックくらしアプライアンスやOS(阪急阪神東宝グループ)など各社から6名程度のメンバーが集まりました。主催は株式会社インフォバーンとアビームコンサルティング株式会社が行っています。
実施内容とプロセス
ワークショップでは、様々な実践的な手法を用いてアイデアの創出が行われました。具体的な活動としては、以下のような内容が含まれています。
- - ユーザー理解: Gain/Painの抽出を通じて参加者がターゲットのニーズを理解。
- - アイデア創出: Crazy8などの手法で、自由な発想から多くのアイデアを生み出しました。
- - ジャーニーマップ作成: ユーザーの体験を視覚化し、サービスの改善点を導き出しました。
- - アセットの棚卸し: 各企業の持つ資産の可視化を行い、それぞれの価値を明確にしました。
- - ステークホルダーマップ作成: 構造化された情報を元に協働する際の利害関係を整理しました。
また、成果物としては、SCT(文章完成法)やアセットマップなどの具体的な作品が生み出されました。
ワークショップの様子
参加者の真剣な表情や活発な意見交換の様子が印象的でした。特に、異なる業種からの参加者が協力し合う場面が多く見られ、共創の重要性を再認識させられました。
今後の展望
江崎グリコは、ワークショップを通じて得られたアイデアや知見を今後の新規事業やサービス開発に活かす意向です。また、参加者からのフィードバックを基にさらに実践的なプログラムに進化させ、継続的な共創の場として発展させていく予定です。
今後も、江崎グリコは多様なパートナーと連携し、ユーザー視点での価値創造を推進し続けることでしょう。今回のワークショップがその第一歩となることを期待しています。
会場「Blooming Camp」について
詳細は
Blooming Campの公式サイトをご覧ください。