ミュージックサイレン再開
2025-12-23 17:29:13

伊賀市のミュージックサイレン、待ち望まれた運転再開!

伊賀市のミュージックサイレンが再び響く!



昨年10月に運転を停止していた、伊賀市の旧上野市庁舎に設置されているミュージックサイレンが、待望の運転再開を果たしました。この独特な音楽時報装置は、修繕を経て再び地域の人々の心を和ませています。

ミュージックサイレンの魅力


このミュージックサイレンは、戦後の日本で人々に親しまれるために開発されたもので、全国各地に広まった歴史を持つ音楽時報装置です。現在、伊賀市で稼働している同型式のものは、大分市にある一例のみということで、その希少性が際立っています。運転再開後は、日中と夕方の2回、自動運転で吹鳴される仕組みとなっており、聴く人々にとって格別の癒しとなっています。

吹鳴の時間と楽曲


再開した吹鳴は、正午に芭蕉の「さまざまのこと思い出す桜かな」、午後6時には新世界より「家路」といった心あたたまる楽曲が使用されています。この音色は、地域の人々にとって、単なる時間を知る手段ではなく、ほっと一息つく瞬間を提供しています。

歴史と復活の背景


ミュージックサイレンは、昭和34年に産業会館に設置され、その後昭和57年に現在の上野市役所に移転されました。令和6年には伊賀市の指定文化財としてその価値が認められることになりました。昨年10月に発生した故障の際には、長い間鳴り響いていたこの装置が静かになり、多くの人々がその音色を恋しく思っていました。

修繕の際には、製造メーカーの関連会社である技術者や市内の電気事業者が協力し、見事復活を遂げました。メーカーのサポートが終了していたことで、原因の特定や修繕方法の検討には多くの時間がかかりました。また、経年劣化による部品の入手が難しく、継続的な維持管理が新たな課題として残っています。それでも、専門家の助言を受けながら、少しでも多くの人々にこの音色を届けるための努力を続けていくそうです。

まとめ


伊賀市のミュージックサイレンは、その独自の歴史を持ちながら、地域のシンボルとして根付いています。運転再開により、再び多くの人々に親しまれる日々が始まりました。今後も地域の人々の心を和ませる役割を果たしていくことでしょう。

お問い合わせ先


伊賀市産業農林部中心市街地推進課
電話:0595-22-9825


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