湘南美容クリニックの西川医師が国際医学会で研究成果を発表

2025年の3月、モナコの「AMWC Monaco」で湘南美容クリニックに所属する西川礼華医師が研究成果を発表する機会を得ました。この国際医学会は、世界中からトップクラスの専門医が集まり、美容医療やアンチエイジングの分野で最新の知識と技術を共有する重要な場として知られています。

AMWCとは何か？

AMWC（Aesthetic and Anti-Aging Medicine World Congress）は、美容医療とアンチエイジングをテーマにした国際会議です。多数の専門医が参加し、研究発表やワークショップを通じて、最新の情報を交換します。2025年の開催は3月27日から29日までの3日間で、The Grimaldi Forumにて行われます。

西川医師は、過去の学会発表や臨床実績が高く評価され、公式スピーカーとして招待されました。彼は、最先端のポリヌクレオチド製剤を用いた肌の若返り治療について、効果や安全性、患者の満足度に関する報告を行いました。

研究の内容

西川医師が発表した演題は「Optimizing Patient Satisfaction with Rejuran i for the Periorbital Area and Rejuran HB for Facial and Neck Rejuvenation」です。この研究では、ポリヌクレオチド製剤を用いた治療がいかに患者の満足度につながるかを実証しました。美容医療における技術革新が急速に進む中で、その効果がどのように臨床現場で活かされるのかを探りました。

西川礼華医師の経歴

西川医師は横浜市立大学医学部を2013年に卒業後、国立病院機構東京医療センターで臨床研修を経て湘南美容クリニックに入職しました。2017年には皮膚科の業績責任者に就任し、2018年からは皮膚科全体を統括しています。さらに、2023年にはSBC東京医療大学の客員教授にも就任し、教育面でも活動を広げています。