ミュージカル『ボニー&クライド』製作発表レポート
2025年3月、シアタークリエにて上演予定のミュージカル『ボニー&クライド』の製作発表記者会見が、1月31日(金)に行われました。登壇者には、柿澤勇人、矢崎 広、桜井玲香、海乃美月、そして上演台本・演出を担当する瀬戸山美咲が揃い、オーディエンスを前に劇中曲の特別バージョンを披露しました。
驚きのパフォーマンス
発表会では、本作では本番中には聴くことのできない特別にアレンジされた「ピクチャー・ショー」と「残すのさ名前を」の2曲が披露されました。これらのナンバーは、劇中でクライドとボニーが犯行に至るまでの夢や希望を歌い上げるもので、キャストの熱演が印象的でした。
左から、海乃美月、矢崎 広、柿澤勇人、桜井玲香による華やかなパフォーマンスは、会場を一気に沸かせました。
『ボニー&クライド』とは?
「ボニー&クライド」は1930年代のアメリカ中西部で、実際の銀行強盗で厳しい運命を辿ったボニーとクライドを描いた物語です。彼らの生き様は後のハリウッドに多大な影響を与え、映画『俺たちに明日はない』としても知られています。
フランク・ワイルドホーンが手がけたこのミュージカルは、ジャズとポップの要素を取り入れ、感動的な楽曲で観客を魅了しました。ブロードウェイで初演されたものの、12年後には日本でも絶賛され、2023年には宝塚歌劇団によっても上演されるなど、その人気は衰えることがありません。
豪華キャスト陣
新たに上演される本作では、豪華なキャストが集結します。クライド役には柿澤勇人と矢崎 広がWキャストで挑み、ボニー役には桜井玲香と海乃美月が出演します。他にも、バック役の小西遼生、ブランチ役の有沙瞳、テッド役の吉田広大/太田将熙など、多彩なキャストが揃っています。
キャストからのコメント
登壇者たちのコメントでは、本作に対する意気込みが語られました。
- - 瀬戸山美咲(演出)は、映画版とは違った面を描くことを強調し、疾走感あふれる作品にする意欲を見せました。
- - 柿澤勇人(クライド役)は、観客に様々な感情を体験してもらうことを目指すと述べました。
- - 桜井玲香(ボニー役)は、人間味あふれる視点での描写に期待を寄せ、作品後には「スカッとした」と感じてもらえるよう頑張りたいと語りました。
公演情報
東京公演は2025年3月10日から4月17日まで実施され、続いて大阪、福岡、愛知でもツアー公演が行われます。
チケットは現在好評発売中で、平日と週末で価格が異なります。イベントや特別企画も用意されているため、ぜひ公式サイトで詳細情報をチェックしてください。観客としてこの壮大な物語に触れるチャンスをお見逃しなく!
公式サイト:
ホリプロステージ