ユナイテッドアローズの活動
2025-08-07 12:56:13

ユナイテッドアローズの最新サステナビリティ活動 SARROWSの進捗と成果

ユナイテッドアローズの最新サステナビリティ活動 SARROWSの進捗と成果



株式会社ユナイテッドアローズが掲げるサステナビリティ活動「SARROWS」は、2030年を見据えた具体的な目標を設定し、着実に進行中です。特に2024年度は、「Circularity(循環するファッション)」、「Carbon Neutrality(カーボンニュートラルな世界へ)」、「Humanity(健やかに働く、暮らす)」という3つのテーマに基づいて大きな成果を上げました。以下にその詳細を紹介します。

1. Circularity(循環するファッション)



2024年度の実績では、繊維製品の廃棄率が2023年度に比べて減少し、0.01%という記録的な数字を達成しました。この数値は2030年度の目標である0.00%に迫るものとなっています。商品の廃棄率は微増したものの、カーボンニュートラルと環境配慮商品の割合は改善され、環境に配慮した素材の使用が進んでいます。

具体的な取り組み


  • - 商品廃棄の極小化: 商品廃棄を更に減少させるため、商品管理を4つの柱「現場対応」「品質管理」「流通最適化」「再活用」に分け、JPIを導入して目標を可視化しています。
  • - リサイクル素材の活用: ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシングでは、リサイクルダウンを使用した商品開発を続け、近年で10年を迎えます。

これらの取り組みを通じて、廃棄物低減と環境への負担軽減を実現しています。

2. Carbon Neutrality(カーボンニュートラルな世界へ)



2024年度のCO2削減率は、Scope1&Scope2で前年から19.1ポイント改善された-32.5%。再生可能エネルギーの導入も進んでおり、割合は24.6%に達しました。これは店舗が入居している商業施設での電力をグリーン化したことが大きな要因です。

将来的な対策


  • - Scope3の排出量削減が進まず、オーガニック素材の拡大や再生可能エネルギーの導入を進める方針です。
  • - CDPからは「気候変動」および「水セキュリティ」での高評価を受けるなど、外部評価も向上しています。

3. Humanity(健やかに働く、暮らす)



このテーマでは、行動規範同意書の取得率が77.2%に向上し、従業員のエンゲージメント向上に向けた施策も大きく進展しています。特に、若手社員にはキャリアパスや教育機会の拡充が図られています。

行動規範と実地監査


  • - 国内提携工場の実地監査を通じて、サプライチェーンの透明性が強化されています。
  • - 従業員の意識調査を通じて、人事施策の見直しや改善に取り組んでいます。

今後の展望


ユナイテッドアローズは、これらの取り組みを基にサステナビリティの推進を継続しつつ、2030年に向けた各目標の実現に向けた努力を続けるとともに、高い透明性を保ち、進捗を情報発信することを約束します。これにより、さらなる顧客の信頼と関心を引きつける狙いがあります。

サステナブルな未来に向け、私たち一人一人の行動が大切です。ユナイテッドアローズが示すこの姿勢は、他の企業にも影響を与え、ポジティブな循環が生まれることを期待しています。


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