新しい味覚体験！明太子のつけ汁を活かした「明太アラビアータ」発売

明太子の新たな魅力『明太アラビアータ』

辛子明太子が持つ旨味と香りを最大限に引き出した新商品『明太アラビアータ』が、ロス食材を利用した瓶詰めブランド「nin」から登場します。この独自のパスタソースは、福岡の博多辛子めんたい協同組合とのコラボレーションによって生まれたもので、余剰となる明太子の「つけ汁」を利用しています。

生産者とのコラボレーション

「nin」は、食材のロスを減らすために、多様なプロジェクトを展開しています。これまでにも、さつまいもペーストの端材を活用した「金蜜芋りんごバター」や、規格外のバレンシアオレンジを使った「バレンシアオレンジ粒マスタード」などを手掛けてきました。今回の『明太アラビアータ』は、「めぐるめくプロジェクト」という地域生産者と都市生活者の交流を促進する活動の一環で生まれました。

つけ汁の価値を再認識

多くの人にとって明太子は高級食材として知られていますが、その調理過程で生まれる「つけ汁」はこれまであまり注目されていませんでした。しかし、このつけ汁には魚卵の深い旨味と唐辛子の風味が凝縮されており、実は非常にポテンシャルの高い素材なのです。『明太アラビアータ』を通じて、つけ汁の新たな価値を発見し、より多くの料理での活用が期待されます。

濃厚な味わいの秘密

アラビアータといえば、通常は唐辛子とトマトがベースとなっていますが、『明太アラビアータ』ではその辛さを明太子のつけ汁に変えています。このおかげで、魚介出汁の旨味と明太子のコクが見事に融合し、濃厚でリッチなソースに仕上がっています。

このソースは、パスタにぴったりなのはもちろん、卵料理や焼き魚、さらには巻き寿司にも合わせて楽しむことができます。普段の食卓に特別感をもたらしてくれる一品です。

廃棄ゼロを目指して

「nin」が目指すのは、明太子のつけ汁を無駄なく活かし、廃棄をゼロにすることです。近年、明太子は調味料としても幅広く使われるようになり、若い世代にも人気があります。その中で、つけ汁が適切に活用されていなかった実情を受け、もっと多くの料理で使ってもらえることを期待しています。これにより、つけ汁の廃棄問題が解消される未来を築いていきたいと考えています。