AIチャットボット導入
2025-07-07 11:52:43

新潟の米菓会社が最先端のAIを導入、業務改革を加速

株式会社栗山米菓が新たなAIシステムで業務改革を加速



新潟県新潟市に本社を構える株式会社栗山米菓は、米菓ブランド「ばかうけ」で知られる企業です。これらの製品は国内で非常に人気が高く、このたび同社は新たに「AIイノベーション推進室」を設立しました。この新しい取り組みの目玉として、社内AIチャットボット「べふちゃん」を開発し、業務のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進することに決定しました。

社内AIチャットボット「べふちゃん」の誕生



この新たに導入された「べふちゃん」という名称は、同社のコーポレートブランド名「Befco」の略称から名付けられました。このAIチャットボットは、OpenAIが開発した「ChatGPT」を活用しており、社員が持つさまざまな質問に対して自然な対話形式で回答します。主な対応領域は社内規定や経理ルール等であり、社員からの問い合わせに迅速且つ的確に応じることが期待されています。

導入の背景として、新潟市内での経理に関する問い合わせが増加し、社内でのコミュニケーションにかかるコストや時間が課題となっていました。そこで、栗山大河社長は「AIは未だ成長の途上だが、早期に取り組むことで他社と大きな差を生む」とのビジョンのもと、AIを活用した業務改革を進めると表明しました。

改革の先に見えるもの



今後の展開としては、「べふちゃん」を全社員が利用できるナレッジの集約拠点として機能させていく予定です。これにより、社員から寄せられる質問が一つの場所に集まり、ナレッジの一元化が図られます。また、「べふちゃん」はただの質問応答にとどまらず、会社のルールや商品情報、さらには社内の暗黙のルールまでも文書化し、共有できる形にしていく予定です。

また、会社の製造プロセスにおいても重要な役割を果たす可能性があり、特に製造過程での技術やノウハウをより明確に言語化し、共有することで、次世代の製造工程の標準化にも寄与すると考えられています。このような変革を通じて、栗山米菓は全社的なDXを推進し続ける方針です。

社長の意気込みと今後の展開



株式会社栗山米菓の代表取締役社長である栗山大河氏は、「AIを活用して、社員の働き方を劇的に変革したい。その第一歩がこの『べふちゃん』である」とコメントしています。さらなる業務改革を実現するために、最新技術の導入を積極的に進めます。

一方、AIイノベーション推進室のメンバーである阿部真也氏も「『べふちゃん』は話し言葉で応答してくれるので、社員から高い評価を得ています。今後はより多様な質問に対応できるよう、機能を拡充させていくつもりです」と抱負を語ります。

まとめ



新潟県新潟市に拠点を持つ栗山米菓の導入したAIチャットボット「べふちゃん」は、今後社内の業務効率化を大きく促進することが期待されています。これからの動向に目が離せません。米菓業界におけるデジタル化の進展に立ち向かうこの企業の取り組みを、ぜひ注目していきたいですね。


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