モーンガータが『BeautyTech Awards』準大賞を獲得
モーンガータが2024年の『The 5th Japan BeautyTech Awards』において準大賞を受賞しました。この賞は、魅力的なイノベーションを持つ企業やプロジェクトに贈られ、特にサステナビリティを重視する取り組みに対して高い評価が寄せられています。
受賞の背景
モーンガータは、創業から6年目を迎え、コスメのリサイクルという新しい市場に挑戦しています。化粧品の廃棄問題に正面から取り組む姿勢が評価され、多くの競合が名を連ねる中でこの栄誉を得ることができました。審査委員からは、廃棄される化粧品のコストを可能にする画期的な取り組みが評価され、今後の社会変革への期待も寄せられています。
田中社長の想い
受賞を受けて、モーンガータの代表取締役田中寿典氏は「化粧品業界の魅力を引き上げることに貢献したい」と語り、社の取り組みや成果に感謝の意を示しました。彼は、創業当初からのビジョンを実現し、新たな市場を開拓することの困難さを乗り越えた道のりを振り返り、支えてくれた人々への感謝を表明しました。
SminkArtの取り組み
モーンガータのSminkArt事業では、化粧品企業やユーザーから集めた化粧品原料を回収し、特許技術「magic water」を用いて多用途の色材へとアップサイクルしています。これにより、使用済み化粧品が新たな製品として生まれ変わり、環境への配慮が実現されています。
2022年には、化粧品廃棄物を原料とした印刷用インク『ecosme ink®』や、水性ボールペン『SminkArtペン』の発売を通じて、さらなるアップサイクルの可能性を追求しています。
脱廃棄から循環へ
モーンガータの技術は、絵の具や雑貨、建材に至るまで多岐にわたります。また、ライフサイクルアセスメント(LCA)にも取り組み、廃棄物に関するトレーサビリティを実現しています。これにより、業界における循環的なビジネスモデルが構築されつつあり、他の企業とのコラボレーションを通じてさらに広がりを見せています。
まとめ
今後もモーンガータは、様々な企業との連携を強化し、化粧品業界における再生利用スキームの中心的な役割を果たすべく邁進していくことでしょう。受賞の嬉しさと同時に、大きな責任を感じていることでしょうが、私たちもその成長を見守り、応援したいと思います。サステナブルな未来への第一歩を、モーンガータとともに歩んでいきましょう!