日本初の『フレスコボール米』が登場！広島フレスコボールクラブが提案する新しいコミュニティの形とは？

日本初の『フレスコボール米』とは？

最近、広島フレスコボールクラブが発表した『フレスコボール米』が話題を集めています。これは、日本の庄原市で生産されたお米を使用した新しいブランドで、なんとフレスコボール協会が公認した初の米製品なのです。フレスコボールはリオデジャネイロ発祥のビーチスポーツであり、その精神を受け継ぎ、地域の人々が手を取り合うコミュニティ形成に貢献しようとしています。

フレスコボール米誕生の背景

このプロジェクトを進めたのは、広島フレスコボールクラブの代表である天野雅之氏。彼は普段は米農家としても活動しており、フレスコボールの普及を考慮しつつ、自身の農作物でその活動に寄与できないかという問題意識から始まりました。これがフレスコボール米の誕生につながりました。利益の一部は日本フレスコボール協会や地域クラブへの活動資金として使われるため、まさに地域に貢献する仕組みです。

新米の収穫と体験会

フレスコボール米の販売は、新米の収穫終了後の9月末から開始され、送料は無料。購入はJFBAの公式ショップから行えます。元々、広島県庄原市で育った「あきさかり」という品種が使用されており、フレスコボーラーのために、フレスコボーラーが作ったお米としての特別感があります。

さらに、フレスコボール米の購入に加えて、10月12日には『第31回広島市スポーツ・レクリエーションフェスティバル』で無料体験会も実施されます。このイベントは広島広域公園補助競技場で行われ、その場で実際にフレスコボールを体験できる絶好のチャンスです。芝生の上でラリーをしながら、フレスコボールを楽しむことができるので、ぜひ気軽に参加してみてください。

フレスコボールの魅力

フレスコボールはただの競技ではなく、協力し合う「思いやりのスポーツ」と言われています。向かい合う二人が勝負するのではなく、共にラリーを続け、楽しむことが重要です。競技は5分間続き、7メートルの距離を保って行われます。このような体験が、地域コミュニティをつなげ、仲間との絆を深める役割を果たしています。

2023年9月時点で、日本国内には28のJFBA公認地域クラブと6つの公認学生団体が存在し、フレスコボールを通したコミュニティが形成されています。これを受けて日本フレスコボール協会は、2013年に設立され、スポーツの普及活動に努力しています。