和歌山県粉河を巡るスタンプラリーがスタート
桃谷順天館が創業140年を迎え、地域の活性化を目指す「うちわでめぐる粉河スタンプラリー」企画を発表しました。このイベントは、和歌山県紀の川市粉河にて行われ、町のお祭り「粉河祭」に合わせて開催され、地元の高校生たちと協力しながら粉河の魅力を広めることを狙った内容になっています。
粉河の伝統と未来
粉河は美と健康をテーマにした企業、桃谷順天館の創業地であり、ここでの地域活性化が同社の大切な使命となっています。170年以上の歴史を持つこの企業は、1885年に創業され、以来「美と健康」をテーマに数多くの人々の生活に貢献してきました。今回のスタンプラリーでは、地域の魅力を再発見し、リピーター獲得につなげることが目的です。
スタンプラリーの楽しみ方
この企画では、来場者にオリジナルうちわを配布し、裏面にはスタンプラリーの地図が印刷されています。参加者は、地元の宿泊施設や飲食店を訪れ、スタンプを集めることで、地域を巡ります。複数のスタンプを集めた方には、桃谷政次郎記念館にて化粧品が当たるクジ引きのチャンスも!
地元高校生とのコラボレーション
特に注目すべきは、粉河高校のKOKO塾生との共同制作です。学生たちは地元の魅力を知るきっかけを得ながら、うちわのデザインに参加。KOKO塾のキャラクター、「こかワン」のイラストも盛り込まれ、地域への愛着が感じられる一品となっています。粉河祭の日には、学生と社員が共にうちわを配布する予定です。
粉河祭の詳細
スタンプラリーは、7月26日(土)と27日(日)に開催され、粉河駅や桃谷政次郎記念館周辺、さらに盆踊り会場で配布されます。特に、26日の14:00から17:00にかけては粉河駅で配布され、早めに来場することをおすすめします。ゴール地点でのスタンプ受付時間は、26日14:00~18:00、27日13:00~17:00です。
粉河の魅力を発見しよう
粉河には、重要文化財を活用したカフェや、リノベーションした宿泊施設、地域特産を利用した飲食店など、訪れる価値のある場所が多数存在します。自然も豊かで、訪れる人々が心から楽しむことができる環境が整っています。地元の魅力を体感し、温かい人々と共に過ごすひとときが待っています。
桃谷順天館の中田千尋さんは「粉河を知らない方にもぜひ訪れて欲しい。人の温もりとともに地域の魅力を感じてほしい」と語っています。
地域への思いを持った学び
KOKO塾は、地域住民が協力して豊かな学びの場を創出する取り組みを行っています。年齢や職業を超えて誰もが参加できる環境は、生涯学習を推進する重要な要素です。
地域と共に未来を築くこのスタンプラリーは、ただのイベントの枠を超え、粉河の歴史と未来を繋げる重要な役割を果たしています。ぜひ、この機会に粉河を訪れ、新たな発見を楽しんでください。