全く新しい演奏体験を提供するヤマハのトランスアコースティックギター『TAS3 C』

ヤマハの新たな挑戦！トランスアコースティックギター『TAS3 C』の全貌

音楽愛好者にとって、楽器は単なる道具ではなく、表現手段であり、創造の源泉です。そんな中、ヤマハが発表した新しいトランスアコースティックギター『TAS3 C』が、2025年11月に発売予定であることが発表されました。このギターは、最新の音楽体験を求めるすべてのミュージシャンに向けた注目のアイテムです。

TransAcoustic™技術とは？

このギターの最大の魅力は、ヤマハが独自に開発した「TransAcoustic™技術」です。この技術は、弦の振動を電気信号に変換し、エフェクト処理を行った後、アコースティックギター内に配置されたアクチュエーターを介して音を発生させます。これにより、アンプやスピーカーなしでも、ギター本体だけでリバーブやコーラス、ディレイといったエフェクトを楽しむことができるのです。

コンサートスタイルのデザイン

新しい『TAS3 C』は、従来のドレッドノートスタイルよりも少し小ぶりですが、そのコンパクトなボディ設計はストロークのパフォーマンスに充分対応。表板には「A.R.E.処理」が施されたシトカスプルース（単板）、側板と裏板にはマホガニー（単板）が採用されています。このユニークな素材選びが、音響の豊かさを生む要素となっています。また、高い位置での演奏性を実現するためにカッタウェイ形状が施されており、さらなるプレイの自由度を提供しています。

インスピレーションを得る「ルーパー」機能

『TAS3 C』には「ルーパー」機能も搭載されています。これにより、自身の演奏を録音し、ループ再生できるため、更なる創作の幅が広がります。コードの演奏やボディの叩き音を録音し、メロディーラインを重ねて演奏することが可能です。この機能は直感的に操作でき、さらに専用アプリ「TAG Remote」を使えば、ループフレーズを保存し、呼び出して活用することもできます。

Bluetooth機能で新しい体験

音楽制作においては、様々なデバイスと連携することも重要です。『TAS3 C』はBluetooth機能を搭載しており、スマートフォンやオーディオデバイスと接続することで、本体から直接オーディオを再生できます。これにより、好きな曲を流しながらそのまま演奏できる楽しさが広がります。

洗練されたデザインと機能性

『TAS3 C』はただの楽器ではなく、見た目にも美しいデザインが魅力です。シャンパンゴールドのハードウェアや、スタイリッシュなインレイが施されたサウンドホールなど、アーティストたちの感性を刺激するデザインが施されています。また、内蔵されたリチウムイオンバッテリーによって、最大5時間半の長時間演奏が可能で、演奏中の便利なチューナー機能も魅力の一つです。