未来に響く能楽
2026-01-15 13:41:20

能楽と現代美術が織りなす新たな表現の祭典、神埼市で開幕

幽玄な世界を現代に届ける



2026年の2月28日、佐賀県神埼市の千代田文化会館にて、能楽と映像芸術が融合した特別公演「noh play KANZAKI」が繰り広げられます。この公演は、現代美術家・ヤマガミユキヒロによる作品を基に、従来の能楽の枠を超えた新しい表現を目指します。

能楽の伝統と新しい試み



能楽は日本の伝統芸能の中でも特に深い歴史を持つ芸術のひとつですが、ヤマガミユキヒロはその伝統を重んじつつ革新的なアプローチを提案しています。彼の特有な技法である「キャンバスプロジェクション」では、日常の風景を鉛筆で描き、その上に同じ視点から撮影した映像を重ねることで、時間の流れや場所の記憶を視覚的に表現します。この手法を用いることで、来場者は静かな美しさの中に、さまざまな時間軸や感情を体感することができます。直接的な体験こそが、能楽に対する新たな理解を促進するのです。

地域文化との融合



特に今回の公演は神埼市の開館20周年記念事業として位置付けられています。地域活性化をも視野に入れ、地元の文化や歴史を反映させた内容になっているのが特徴です。公演には、神埼市の櫛田宮や高志神社など地域の名所が登場します。また、地域の薩摩琵琶奏者が参加することで、地元の人々にとっても親しみやすい内容となるよう配慮されています。

プログラムの詳細



公演は、三部構成で行われます。

1. 薩摩琵琶×現代美術「BIWART」:北原香菜子とヤマガミユキヒロによるライブパフォーマンス。
2. ヤマガミユキヒロによるプレゼンテーション:彼の作品の背後にあるリサーチや思いについて語ります。
3. 能楽×現代美術「noh play KANZAKI」:能楽の伝統手法を基にした現代的な演出が行われます。

公演は14時から開始予定で、開場は13時30分から行われます。チケットは一般4,500円、U20特別価格で2,500円で販売されます。

ヤマガミユキヒロの思想



ヤマガミは「第二の故郷」だと感じる佐賀に多くの時間を費やし、地域の文化や歴史の調査を行っています。彼は、特に九州や佐賀の文化が西へと移動し、進化していく過程を意識しながら作品を制作しており、その中には日本の芸術がどのように広がっていったのかという深い考察が詰まっています。その結果、彼の作品はただの視覚的な表現に留まらず、地域の歴史やアイデンティティをも照らし出すものとなっています。

来場者は、ヤマガミユキヒロの創造性と能楽の伝統が交錯する特別な時間を体験し、文化に対する新たな理解を深めることができるでしょう。ぜひ、この貴重な機会を逃さずに足を運んでみてはいかがでしょうか。


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