コクヨの新本社『KOKUYO HQ』が誕生
2026年5月1日、コクヨ株式会社が新たな一歩を踏み出します。大阪市北区に移転する本社の名称は『KOKUYO HQ(コクヨ エイチキュー)』とされ、この新本社は、これまでの文具・家具にとらわれない新しいビジネススタイルを提案する場所となります。本社の移転は90年ぶりとのことで、多くの期待が寄せられています。
コクヨの長期ビジョン
コクヨは2021年に発表した長期ビジョンを基に、自社の役割を「WORK & LIFE STYLE Company」と再定義しました。この考え方に従い、自律と協働を促進するオフィスの創出に注力しています。2024年の第4次中期経営計画では、体験価値の提供拡充や、企業としての価値向上を目指しています。また、2025年には創業120周年を迎え、新たなコーポレートメッセージ「好奇心を人生に」を発表し、社員や企業からの好奇心を競争ではなく、リスペクトに向けたエネルギーとして捉えています。
新たなオフィスのスタイル
新本社『KOKUYO HQ』のデザインテーマは「Promenade of Discovery(発見の散歩道)」です。このコンセプトは、コクヨが米国の建築設計事務所「Studio O+A」と共同で開発したもので、訪れるすべての人々が歩き、見て、触れ、考えることによって新たな発見をする場を目指しています。中心には通路が広がり、その周囲には活気あるエリアや、静かな思索の場、自然を感じるゾーンなど、多様な体験が連続して展開されます。
ライブオフィスの導入
新本社では、働く場をただのオフィスとしてではなく、学びと実験が生まれる「ライブオフィス」として運営される予定です。このオフィスは、社員にとっての実際の働き場でありながら、外部のお客様にもリアルなワークスタイルを体感していただくことができます。1969年に始まったこの試みは、時代のニーズに応じて進化を続けています。
環境への配慮
内装には、光や緑、様々な素材感を取り入れ、創造性とWell-beingを高めるよう工夫されています。このように、デザイン性だけでなく、社員の健康や生産性を向上させるための工夫が随所に施されています。
新本社の基本情報
新本社の所在地は、大阪市北区大深町のグラングリーン大阪 パークタワー14階です。床面積は1260.25坪で、オフィス業務が開始されるのは2026年6月からとなっています。これまでの大阪市東成区の本社と梅田オフィスの機能を一体化することで、企業のコーポレート機能が強化される予定です。
Studio O+Aとのコラボレーション
Studio O+Aは、サンフランシスコを拠点に世界的に知られるインテリアデザイン事務所です。これまでに数々の企業にクリエイティブなオフィスソリューションを提供しており、そのデザインは多くの賞を受賞しています。コクヨとのコラボレーションによって、未来の働き方を考慮した魅力的なオフィス空間が実現されることでしょう。
結論
『KOKUYO HQ』の開設は、これからの働き方を大きく変える可能性を秘めています。好奇心を基にした新しい価値の創造に向けて、コクヨは確固たる決意を持って進んでいくことでしょう。未来のオフィスの在り方に興味がある方は、是非この新本社に注目してください。