レゲエの歴史を学ぶ
2025-09-26 13:15:29

石井“EC“志津男が語る日本レゲエの軌跡、書籍『Tail of Riddim』発売決定!

日本レゲエの魅力を紐解く一冊『Tail of Riddim』



2025年11月14日、音楽関連メディアで名高い株式会社リットーミュージックから、日本のレゲエとストリート・カルチャーの深淵に迫る書籍『Tail of Riddim レゲエとストリート・カルチャーの話1979-2020』が発売されます。この本の著者は、日本のレゲエシーンを長年にわたり牽引してきた伝説の人物、石井“EC“志津男氏です。

石井“EC“志津男の足跡



石井氏は、かつて映画『Rockers』を日本に紹介したことで、ジャマイカやニューヨークのレゲエアーティストたちとの交流を始めました。彼の関わりはレゲエに留まらず、独自のフリーペーパー『Riddim』を発行し、ミュート・ビートのマネジメントなどを通じて日本の音楽シーンに大きな影響を与えてきました。

本書では、石井氏自身の体験を基にした貴重なエピソードや、様々なインタビューが収められます。聞き手には、文化デリックの川勝正幸氏や下井草秀氏、さらにはアーティストのILL-BOSSTINO(THA BLUE HERB)やUSUGROWなど、音楽界で活躍する豪華な顔ぶれが揃っています。

図版も充実!



また、書籍の特長として、石井氏が長年にわたって保管してきた貴重な資料がカラーページで公開される予定です。写真や文書など、当時の雰囲気を感じ取れるものが多数収録されており、レゲエの歴史を理解する手助けとなることでしょう。

書籍の表紙イラストは、石井氏と親しいアーティスト、ゲイリー・パンターによるもの。見る者を惹きつける洗練されたデザインが施されています。

発売記念ライヴイベントの開催



この書籍の発売を記念して、2025年11月21日には渋谷クラブクアトロでライヴイベントも行われます。出演はMatt SoundsやHOME GROWNなどのバンドに加え、関西から元DETERMINATIONSのホーンズ、高津直由、さらにはUKからビティ・マクリーンも来日します。オーバーヒートに関わるアーティストたちも揃って参加予定で、レゲエファン必見の豪華なラインナップです。

石井“EC“志津男の影響力



石井氏は、今日の日本のレゲエシーンの形成に大きく寄与したパイオニアとして知られています。彼はSALON MUSICやMUTE BEATなど数多くのアーティストのマネジメントを手がける傍ら、伝説のスカ・バンドDeterminationsのアルバム制作も担当してきました。

彼の著書や監修には『レゲエ・ディスク・ガイド』や『Ruffn’ Tuffジャマイカン・ミュージックの創造者たち』があり、音楽の専門家として幅広い活動を展開しています。

おわりに



『Tail of Riddim』は、単なる書籍ではなく、日本におけるレゲエ文化の足跡をたどる優れた資料です。音楽ファンだけでなく、文化を深く理解したい人々にも刺さる一冊となること間違いなしです。発行はリットーミュージックで、定価は3,300円(本体3,000円+税)。お楽しみに!


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