パク・ソジュンとSTARBASE、ウイスキービジネスの新たな挑戦
韓国の人気俳優パク・ソジュン氏が、エンターテインメント企業STARBASEと共に合弁会社「株式会社1216」を設立し、ウイスキービジネスに本格参入したことが発表されました。このプロジェクトは、宮崎県に位置する尾鈴山蒸留所と協力し、ジャパニーズウイスキーの魅力を世界に広めることを目的としています。
合弁会社「1216」の背景
2024年、パク・ソジュン氏は自身のウイスキーに対する熱い想いから、宮崎県の尾鈴山蒸留所との出会いを果たしました。この老舗蔵元は、創業以来伝統文化を大切にしてきましたが、これまで外部との協業はほとんど行ってきませんでした。そこにパク・ソジュン氏が現れ、ウイスキーに対する情熱と、宮崎の大地への愛情を語り合うことで信頼関係が醸成されていったのです。
彼は、自らが立ち上げたプロジェクトが地域振興にもつながると考え、クラフトブレンデッドウイスキー「26」を国内限定で発売しました。このウイスキーは僅か10,000本の限定生産ながら即時完売し、大きな反響を呼びました。この成功を受けて、より大規模な共同経営体制へと移行することが決まったのです。
新プロジェクト「26」の魅力
新たに設立された「1216」を通じて展開されるウイスキー「26」には、パク・ソジュン氏の個人的な想いが込められています。彼が26歳で俳優として本格的に成長し始めたこと、また「26」は新たなスタートを象徴する特別な数字であり、自身の初心を忘れないための一杯として形づくられたのです。彼は、このウイスキーが飲む人に温もりと癒しを提供できることを願っています。
1216の目指す未来
合弁会社「1216」は、ウイスキー「26」を皮切りに、地域振興を目的とした酒類の企画や製造、販売を展開していきます。そして、世界市場を視野に入れたクラフトウイスキーブランドとして成長を目指しています。
パク・ソジュン氏はこのプロジェクトで、自らの価値観や哲学を体現し、また黒木本店や尾鈴山蒸留所の職人たちと共に、飲む人々の心に響くウイスキーを創り出していく意欲を示しています。今後の展開には、さらなる生産体制の強化や販路の拡大、そして地域ブランディングが予定されています。
メッセージ
黒木本店の信作氏曰く、「ウイスキーは人を結びつける力がある。どれだけの人々がこのプロジェクトを通じて結ばれるかが楽しみです」とのこと。また、STARBASEの代表日髙氏も「1216を通じて、地域の魅力を世界に発信し、心温まるウイスキーを創出することに挑戦していきたい」と述べています。
まとめ
パク・ソジュン氏とSTARBASEの共同プロジェクト、合弁会社「1216」は、単なるウイスキーブランドの立ち上げに留まらず、地域の文化や人々をつなぎ、地域振興を促進する重要な役割を担うと期待されています。これからの「1216」の活躍に目が離せません!