株式会社STAYGOLD、女性社員の妊孕性向上を支援する制度を導入
背景
近年、ライフスタイルやキャリアの多様化が進む中、妊娠・出産に備えた健康管理への関心が高まっています。その中で、特に女性が早い段階で必要な知識を得ることが求められています。このような背景を受け、株式会社STAYGOLDは、女性社員の健康を支援するとともに、キャリア形成を促進するための新たな福利厚生制度を導入しました。
新制度の内容
この制度には、医療法人社団直悠会「にしたんクリニック」との提携により提供される「無料相談窓口」と「無料AMH検査」が含まれています。AMH、すなわち抗ミュラー管ホルモンの検査は、血液を用いて女性の卵巣内に残っている卵子の数を評価し、妊孕性を把握するための大変重要な指標です。
この取り組みにより、STAYGOLDは専門医による相談や検査を女性社員はもちろん、男性社員の家族も受けられるようにし、健康的なライフプランを考えるサポートを行います。これにより、社員が将来について主体的に考えられる環境を提供し、長期的に安心して働ける職場づくりを目指します。
現状と社会的背景
現在、日本において約12人に1人が不妊治療を受け、その中で多くの人々が治療を継続しながらも職場での理解が足りない現状に直面しています。このため、自己の職場環境において治療についての理解を求められない場合、心に抱える悩みが深くなってしまうことが多いです。その結果、約3割の方が離職や雇用形態の変更を余儀なくされるという調査結果も出ています。
STAYGOLDの取り組み
こうした社会的問題を踏まえ、STAYGOLDは「社員一人ひとりの人生に寄り添う企業」でありたいと考えています。特に女性社員にとって、妊娠や出産に関する選択は非常にデリケートで、正確な情報を持つことが奨励されています。該当する方々が必要な情報や医療相談にアクセスできるようにすることによって、安心して将来への決断を下せるよう支援することが目標です。
今回の制度導入は、社員から寄せられた「不安」や「正しい情報へのアクセスが難しい」といった声に応えるための施策でもあります。
企業の展望
STAYGOLDはこれからも、社員の声に耳を傾け、全ての社員が自分らしく働けるように、より良い職場環境の構築に努め続けます。今後も、妊孕性に対する理解を深めるための取り組みを進めていく所存です。この取り組みを通じて、社員が自らの人生を主体的に選び取れるような環境を整え、企業としての責任を果たしていきたいと考えています。