大阪展で魅せる伝統美
2025-05-23 16:49:11

心を動かすものづくりの魅力が詰まった「Manufacture -Allure of Tradition-」大阪展

大阪展「Manufacture -Allure of Tradition-」の魅力



2025年5月28日から6月3日まで、大阪で開催される「Manufacture -Allure of Tradition-」展が注目を集めています。このエキシビションは、マルニ木工が手がける工芸品と工業の狭間に位置するプロジェクトであり、心に響くものづくりをテーマにしています。

ものづくりに込められた思い


ものづくりには、色や形の美しさだけでなく、作り手の思いが込められています。時代や地域の影響を受けつつも、マルニ木工は工業化の波の中でも伝統的な技術を大切にし、感性に訴える作品を生み出してきました。その背景には、長年にわたる歴史と技術の研鑽があります。

昨日までの伝統が、今日の新しい表現に


今回の展覧会では、1966年から展開している「Tradition」シリーズを現代の感覚で再解釈します。デザインや素材の多様性を取り入れ、伝統と現代が調和した新たな作品を発表します。「Tradition」シリーズとは、フランスやイギリスの伝統的な家具様式を日本のライフスタイルに合わせてリデザインしたもので、カービングマシーンを使った技術が特徴です。

アートと工芸の融合


さらに、展示会では日本に多大な影響を与えてきた英国の老舗ブランドLIBERTYとのコラボレーションも見逃せません。このコラボレーションを通じて、伝統的なデザインと現代的な感覚の融合を体現した新たな世界観が展開されます。特に、モザイクアーティストの永井友紀子との共同制作は、展示の大きな見どころの一つです。

提供される多様な体験


「Manufacture」展では、マルニ木工の多様なものづくりの方法が紹介されています。自由設計による造作家具、既存品のアレンジ、歴代モデルの復刻など、訪れる人々はその全貌を体感できます。また、自社製品だけでなく他社製品の修理や再利用も行うことで、持続可能なものづくりの重要性も訴えています。

デザインの復刻と進化


展示会では、エドワードチェアやアントワーヌソファなどがこれまでのものとは異なる新しい形で復刻されます。例えば、エドワードチェアはマルニ木工の歴史を物語るロングセラーで、今回の復刻によって更に進化を遂げています。

伝わる感性の力


永井友紀子さんが手掛けた「Poltrona Madeleine」も注目です。ルイ15世時代のデザインに日本の感性を融合させた彼女の作品は、素材へのこだわりや製作への高い意識を示しています。彼女のモザイク技術とマルニ木工のクラフツマンシップが見事に融合し、唯一無二のアートが生まれました。

まとめと今後の期待


この「Manufacture -Allure of Tradition-」展は、単なる展示ではなく、ものづくりに対する熱い思いと、その進化を感じられる貴重な機会です。伝統の美しさと現代の技術が交錯し、新たな価値を生み出すこのエキシビションを、ぜひ体験してみてください。心も体も感動で満たされることでしょう。

開催情報
会期: 2025年5月28日(水)~6月3日(火)
会場: maruni osaka
住所: 大阪府大阪市中央区淡路町4-2-13 アーバンネット御堂筋ビル1F
18世紀からの伝統的なデザインを、新たな視点で鑑賞できるこの機会をお見逃しなく!


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