2026年成人の日コンサート、最終回を迎える
来年の成人の日、1月12日(月曜日・祝)に東京・港区のサントリーホールで「第37回[最終回]成人の日コンサート2026」が開催されます。この伝統あるコンサートでは、若手アーティストの類まれな才能が披露され、心温まる音楽の時間をお届けします。
若き才能の競演
第1部では、これからのクラシック界を引っ張っていく次世代のアーティストたちが登場します。新人の栗原壱成をはじめ、辻彩奈、渡辺紗蘭、山根一仁の4人がそれぞれ季節を代表するソリストとしてリレー形式でヴィヴァルディの名作『四季』を演奏します。彼らは数々のコンクールで高く評価されてきた実力者ばかり。若き才能の競演から生まれる生き生きとした音楽は、まさしく未来を感じさせるものです。
世界的名作『こうもり』の魅力
続く第2部では、オペレッタの名作『こうもり』が、特別演出で上演されます。このオペレッタは、ヨハン・シュトラウス2世によるもので、彼の典型的なウインナ・ワルツの旋律が全編にわたって流れる洗練された作品です。
特に、「成人の日コンサート」ならではの演出により、人気の実力派歌手たちが揃い、晩餐会には魅力的なゲスト歌手も招かれます。豊かなメロディと劇的な演出が織りなす経験をぜひお楽しみください。
チケットと応募情報
コンサートの入場チケットは9月27日(土)からチケットスペース等で販売されます。一般料金はS席が6,500円、A席5,500円、B席4,500円、学生席は2,000円です。なお、未就学児童の入場は不可となっています。
また、株式会社みずほフィナンシャルグループから、青年とその家族・友人を対象に抽選で50組100名が無料招待される企画もあります。応募方法はハガキでの受付となり、必要事項を記入の上、指定された住所へ送付する形となります。詳しい応募要項は公式ウェブサイトに記載されていますので、ぜひチェックしてみてください。
感謝と未来への希望
この「成人の日コンサート」は毎年新成人を祝うとともに、クラシック音楽の普及と若手アーティストの支援を目的としてきたイベントです。今回をもって最終公演となりますが、これまでのご愛顧に感謝し、今後も次世代に向けた様々な支援活動を行っていくことを発表しています。音楽の力で未来をつなぐこの特別なコンサートに、ぜひ皆さんも足を運んでみてはいかがでしょうか。新しい年の始まりに、音楽と思い出に残るひとときをご一緒に!