愛知県豊田市発！国産シルクを使用したサステナブルファッションブランドの魅力

この度、愛知県豊田市を拠点にしたアパレルブランド「Cafco.dalla」（カフコ・ダラ）が、東京ビッグサイトで開催される「ファッションワールド東京」に初出展します。本ブランドは、日本の養蚕農家と連携し、国産シルクを使用したアイテムの製造に挑戦。サステナブルな未来を見据えたファッションを提案しています。

養蚕業の再興とサステナブルなものづくり

近年、伝統的な養蚕業は衰退の一途をたどっており、2023年には全国の養蚕農家が146戸にまで減少しました。愛知県豊田市もかつては養蚕が盛んに行われていましたが、今ではその数が激減しています。そんな中、Cafco.dallaは地元の養蚕農家と提携し、原材料から一貫した生産体制を確立し、地域の伝統工芸を守りながら高品質な製品を生み出しています。

日本各地の職人技が光るアイテム

Cafco.dallaの製品は、日本各地の熟練した職人たちの手によって作り上げられています。素材選びから製造工程に至るまで、すべての過程が透明性をもって進められており、消費者にとって安心して選べるサステナブルな商品です。
例えば、愛知の豊田市で育まれた繭は、長野県岡谷市で製糸され、京都で染色が施されます。その後、東京八王子や京都西陣で製織され、山梨県富士吉田で整理され、最後に横浜や兵庫県豊岡で縫製されるという、全国展開の伝統工芸を活かした製造プロセスが一つ一つのアイテムに込められています。

サステナブルな選択をするために

「Cafco.dalla」は、「命から始まるストーリー」というコンセプトのもと、消費者が製品の背後にある物語を知ることができるよう情報を発信しています。サステナビリティを意識した行動は、私たちの日常に密接に関連しているため、こうした商品を通じて、より持続可能な選択をするきっかけになるでしょう。

ファッションワールド東京での展示

初めての出展となるファッションワールド東京では、国産シルクと伝統工芸が融合した魅力的なアイテムを展示します。これにより、日本国内外のファッション業界に対して、サステナブルな未来に向けた新たな価値を提供することを目指しています。展示されるアイテムには、愛知のシルクを使用したリボンタイや、京都西陣で製織された帯ベルトなどが含まれており、伝統技術の魅力を感じられるでしょう。

企業情報

Cafco.dallaは、代表の蓮尾智紗子の情熱から生まれたブランドです。彼女は自らの経験を元に、養蚕農家や伝統工芸職人とのつながりを大切にし、約2年間の準備を経て2022年にクラウドファンディングを通じてブランドを立ち上げました。これからも消費者に対して大切なものの価値を伝え、持続可能な未来を目指します。

ブランドウェブサイト：Cafco.dalla
お問い合わせ：contact@cafcodalla.com

私たちが選ぶファッションが、地球に優しいものであることを願い、Cafco.dallaの取り組みに注目してみてください。