ファッション×テクノロジー新時代、KALOS社とBOLD社の協業が始動

ファッション×テクノロジー新時代の幕開け

アパレルブランド「TEECHI」を手がける株式会社BOLDと、KALOS BEAUTY TECHNOLOGY社が提携を結び、ファッション業界に新たなテクノロジーを導入しようとしています。この連携により、両社はファッション産業のスマート化を加速させ、新しい顧客体験を創出することを目指しています。

出資の背景

KALOS社は東京都千代田区に位置し、美容や健康、生活に関する独自技術の開発を行っている技術ベンチャーです。同社は、68件の特許を保有し、遠赤外線やEMS、温熱制御、センシング技術など多岐にわたる領域で研究開発に注力しています。この豊かな技術力が評価され、BOLD社による第三者割当増資が実施されました。これにより、両社は共同でファッションとテクノロジーの融合を推進していきます。

未来への展望

今後、両社は

- KALOS社の持つ特許技術による共同研究
- ファッション業界のスマート化に向けた実証プロダクトの開発
- 新たなカテゴリ商品の創出と販路の拡大

を通じて、強力な協力体制を築いていく予定です。BOLD社は、「どこかの素敵を、世界一にしよう」という理念のもと、異なる技術を結集した新しい顧客体験を提供することを目指しています。これに対し、KALOS社も積極的にスマートウェア市場への参入を加速させていきます。

KALOS社代表の経歴

KALOS社の代表取締役、高田栄和氏は、1986年からシャープ株式会社で28年間、デバイス事業や新規事業開発に従事してきました。彼は、世界初のカメラ付き携帯電話用カメラを企画し、同分野で世界シェアNo.1を達成した実績を持ちます。また、もともとプラズマクラスターミストや各種センサー、ロボット技術など多様な技術を開発してきた経験があります。2017年にMTG株式会社で美容統括部長としても活躍し、2019年からKALOS社を牽引しています。