日本の伝統素材と環境配慮の新しいカタチ
2026年2月4日から6日に開催される「第101回東京インターナショナル・ギフト・ショー」にて、株式会社Raymakaが展開する「Kamiora」ブランドから、日本の伝統素材「紙布」と廃棄予定の鉄粉を活用したプロダクトが発表されます。このプロダクトは、単なる展示品ではなく、日本の文化や地域の産業に根ざした持続可能なデザインの象徴ともなります。
紙布の魅力
日本独自の織物「紙布」は、和紙を細く裁断し撚りをかけて織り上げることで生まれます。この素材は軽やかで空気を含むような特別な質感を持ち、長い間日本の生活に寄り添ってきました。今回、広島県の江田島で製作された紙布は、伝統的な織り構造に加え撥水加工が施されており、耐久性と実用性を備えています。これにより、現代的なテキスタイルとしての日常使用が可能となりました。
環境を感じるデザイン
新作プロダクトでは、広島県内の鉄工所から出る廃棄予定の鉄粉を再利用し、尾道帆布にプリントする技法が採用されています。これは地域のテキスタイルメーカー、立花テキスタイルが開発したもので、工業素材特有の力強さを持つデザインです。各ピースには個性があり、同じものは二つとないため、オリジナリティあふれる作品が出来上がります。このように、廃棄物を新たな表現の要素として活用することで、地域の産業とデザインが繋がる循環型のものづくりが実現しています。
サステナビリティの新たな視点
Raymakaが考えるサステナブルなデザインは、単に環境に配慮した素材を採用するだけではありません。失われつつある素材や技術、そして廃棄物を“使われ続けるプロダクト”として再構築し、日常生活の中でその価値を循環させることが重要です。この取り組みは、伝統、産業、環境配慮が一体となり、新しい形を生み出す試みでもあります。
出展概要
展示会名:
- - 第101回東京インターナショナル・ギフト・ショー
会期:
- - 2026年2月4日(水)〜6日(金)
- - 10:00-18:00(最終日は17:00まで)
会場:
- - 東京ビッグサイト
- - LIFE×DESIGN 西1-AC-28「Kamiora」
展示内容:
- - 紙布を用いた新作テキスタイルプロダクト
- - 廃棄予定の鉄粉を活用したプリント表現
- - 素材開発・製作背景の展示紹介
ブランドの背景
Kamioraは、地域の素材や技術と向き合いながら、日本の文化を現代に届けることを目指しています。過去には、廃棄される布をアップサイクルする「ZANPUP」などのプロジェクトも展開しています。
このように、Kamioraの新しいプロダクトは、単なる商品ではなく、環境配慮と美しさ、実用性を兼ね備えた、未来のデザインを考えさせる重要な取り組みです。これからの展開にぜひ注目してみてください。