台湾のロックシーンを代表するバンドElephant Gym、フェンダーと提携
台湾が誇るインストゥルメンタル・ロックバンド、Elephant Gymがフェンダーと新たなアーティスト・パートナーシップを結びました。これにより、バンドのベーシストKT Chang(張 凱婷)とギタリストTell Chang(張 凱翔)が台湾出身アーティストとして初めてフェンダーのアーティストとなり、サポートを受けることになります。
フェンダーのアーティストサポートビジョン
フェンダーミュージック株式会社は、創設者レオ・フェンダーの言葉、「アーティストは天使であり、彼らに飛ぶための翼を与えることこそが、我々の使命である」とのビジョンを掲げています。フェンダーは、様々なジャンルや年齢のアーティストをサポートし、楽器や機材の提供、修理、メンテナンスを行い、音楽活動全般を支援します。今回のパートナーシップも、その一環として位置づけられています。
Elephant Gymの音楽的背景
Elephant Gymは、2012年に台湾・高雄で結成された3人組ロックバンドで、メンバーはKT Chang(ベース&ボーカル)、Tell Chang(ギター&キーボード)、Tu Chia-Chin(ドラム)の3人です。バンドは複雑なリズム構成とベースを基盤にした独創的なサウンドで、国内外から高い評価を得ています。2013年にはデビューEP『BALANCE』を発表し、アジアや欧米の音楽フェスティバルにも積極的に出演しています。
また、特に注目すべきは、2025年10月11日から13日に原宿・表参道で開催される「FENDER EXPERIENCE 2025」と呼ばれる楽器の体験型イベントで、最終日には彼らのトークショーも予定されています。アジアを代表するバンドとしての地位を確立したElephant Gymは、国内外でさらなる活動を展望しています。
KT ChangとTell Changの感想
Tell Changは、「フェンダーの一員として、台湾初のフェンダーアーティストになれたことを非常に光栄に思います。僕は全てのギターに名前をつけ、大切なパートナーとして信じています。フェンダーのギターと共に、音楽を奏でることを楽しんでいます」と語りました。また、KT Changも「私たちの音楽はより深く、広がっていくためにこのパートナーシップは重要です」と興奮を隠さずコメントしています。
フェンダーの意義
フェンダーミュージックの代表取締役社長、エドワード・コール氏も、「KT ChangさんとTell Changさんをフェンダーアーティストとして迎えられ、非常に嬉しく思います。彼らの音楽は多くの人々に影響を与える存在です。このパートナーシップを通じて、彼らの音楽的旅路を全力で支援していきます」と述べています。
このように、Elephant Gymとフェンダーのパートナーシップは、今後の音楽シーンに大きな影響をもたらすことでしょう。彼らの新たな展開にぜひ注目していきたいですね。