サステイナブル眼鏡
2025-09-24 11:44:29

アパレルとお米の循環利用から生まれた新しい眼鏡の魅力

サステイナブルな眼鏡、誕生の背景



ユニバーサルエージェント株式会社は、環境に配慮したものづくりを目指し、「アパレルから作る眼鏡」と「お米の籾殻から作る眼鏡」を開発しました。これらの新商品は、2025年10月に行われるアジア最大の眼鏡展示会「iOFT2025」でお披露目される予定です。

資源の無駄を減らす


日本では、アパレル業界で年間29億着もの衣類が生産されていますが、そのうち15億着は売れ残り、最終的には焼却または埋め立てられています。また、国の農業からは多くの籾殻が生じ、その30%が焼却処分される現状もあります。これらの資源を無駄にすることなく、再利用しようというのがユニバーサルエージェントの提案です。

新しい技術の導入


ユニバーサルエージェントは、アパレルや籾殻からプラスチック原料の元となる成分を抽出する独自の技術を開発しました。このプロセスにより、廃棄物を有効利用した眼鏡が誕生しました。この眼鏡は、軽量でありながら強度に優れ、抗菌や消臭効果まで備えているため、日常使いにも最適です。

地場産業とのコラボレーション


加えて、この新しい眼鏡は全て、福井県鯖江という眼鏡の生産地で製造されるため、「made in JAPAN」の誇りを持つ製品に仕上がっています。また、2018年に始まった「香化瑠-KAKERU-」シリーズと同様に、越前漆器の技法との融合も考えられており、さらにアップグレードされた高品質な製品も楽しめることが期待されています。

今後の展望


ユニバーサルエージェントは、アパレルやお米の資源にとどまらず、他の廃棄物の再利用にも取り組む方針です。限られた資源を大切にし、持続可能な社会構築に貢献することが目標です。また、新商品化に向けて協力したい企業も広く募集中で、強固なサプライチェーン構築を目指しています。

会社概要


ユニバーサルエージェント株式会社は、創業以来、質の高い製品を通して顧客に感動を与えることをモットーに掲げ、業務用食器や家具、さらには眼鏡などの製造販売を手掛けています。近年では海外事業やOEMに注力しつつ、新たな製品開発にも力を入れています。

終わりに


サステイナブルな視点で開発された眼鏡は、私たちのライフスタイルに新しい選択肢を提供してくれます。環境に優しい製品を選ぶことで、誰もが少しずつ地球を守ることに貢献できるのです。次回の展示会での注目商品をぜひチェックしてみてください。


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