音楽の新たな提案、シリーズ「Everything Classics & Jazz」が始動
ユニバーサル ミュージック合同会社より、5月からクラシックとジャズの究極のカタログ・シリーズ「Everything Classics」と「Everything Jazz」が始まります。この新シリーズでは、両ジャンルそれぞれに厳選された200タイトルの名作が、全4回に分けて順次発売されます。
音楽の背後に潜む巨匠たち
ユニバーサル ミュージックは、音楽界で名高い2大クラシック・レーベル、ドイツ・グラモフォンとイギリスのデッカを傘下に持っています。これらのレーベルは音質や技術の面で常に最高の基準を維持することを目指してきました。また、ジャズでは、ヴァーヴやブルーノート、プレスティッジなど名だたるレーベルを展開し、音楽ファンを魅了してきました。
2016年からは「ジャズ百貨店」と「クラシック百貨店」というカタログ・シリーズが展開され、なんと累計で135万枚以上の出荷を記録するなど、多くの支持を集めてきました。今回、新たに両ジャンルを統合した形で生まれ変わった「Everything Classics」と「Everything Jazz」は、音楽リスナーにとって新たな体験を提供してくれることでしょう。
これまでにない高音質の追求
シリーズの特長として、全タイトルで「UHQCD」を採用していることが挙げられます。これは、従来のCDよりもさらに原盤に忠実な音を再現する高音質ディスクであり、音楽の質感や空間感が格段に向上することが期待されます。さらには、CDプレーヤー内で不要な光を吸収する「グリーン・カラー・レーベルコート」も採用され、利便性と音質を両立させています。
セザール・ドゥバルグによる新たなデザイン
シリーズのロゴは、国際的に活躍するイラストレーター、セザール・ドゥバルグ氏によるものです。ブックレットには、各演奏家や楽曲についての新規ライナーノーツも収められ、深い理解を得る手助けをしてくれます。これにより、より充実した音楽体験が提供されることでしょう。
音楽の聴き方の変化
最近数年で、音楽の楽しみ方は大きく変わっています。ポピュラー音楽の多くは、動画配信やストリーミングサービスにシフトせざるを得ない中、クラシックやジャズに関してはCDを利用する人々が依然として多く、直近の調査ではクラシックで38.0%、ジャズで41.3%がCDを利用していることが明らかになっています。これらの結果を受け、音質の向上や充実したブックレットが購入意欲を刺激し、新たなシリーズの立ち上げに至ったのです。
発売スケジュール
「Everything Classics」は第1弾が5月14日(水)に、そして「Everything Jazz」の第1弾は5月28日(水)にそれぞれ発売予定です。今後も各レーベルからのタイトルが順次登場する予定ですので、音楽ファンはぜひ最新情報をチェックしてみてください。
各シリーズの詳細はこちらからご覧いただけます:
クラシックとジャズの名作を新たな形で楽しむことができる「Everything Classics」と「Everything Jazz」。この機会にぜひ、高音質の音楽体験を味わってみてはいかがでしょうか。