ママたちの大掃除体験！夫婦協力が育児ステージで変化する理由とは

年末の大掃除は、家事の中でも特に気合を入れる時期です。最近、株式会社グラフィコが行った意識調査によると、育児ステージごとにママたちの大掃除への取り組み方が異なることがわかりました。0～12歳の子どもを持つ母親988人を対象に実施されたこの調査は、育児期間中の大掃除の様子や、家庭内での役割分担についての貴重なデータを提供しています。

1. 簡単大掃除派が56% 超！育児ステージ別の傾向

調査によると、ママたちの約57%が「簡単に済ませる」と答えており、子どもたちの年齢が上がるにつれて大掃除は「無理のない方法」が主流になっています。新米ママ（0～2歳）の時期は、赤ちゃん中心の「守りの掃除」が多く見られ、時間的な余裕がないことが影響しているようです。一方、幼児ママ（3～6歳）は、家の乱れを解消するため忙しく、完璧を求めるよりも効率重視という傾向が。当たり前のように時短技を駆使する姿が印象的でした。先輩ママ（7～12歳）になると、掃除の重要性が理解され、無理せずに掃除を回すことが主流に。

2. 大掃除の主導権はママにシフト

育児ステージが進む中で、大掃除の主導権がママへと移行していることも分かりました。調査結果では、幼児ママや先輩ママの大部分がほぼワンオペ状態で掃除を進めています。特に、夫婦で協力しているのは新米ママが最も高く、赤ちゃんの成長を支えるためには二人三脚が必要な期間であることが示されています。しかしその一方で、幼児ママは夫への不満が最も高く、「効率が悪い」「指示待ち」といった声が目立ちます。このような「モヤっと感」は、夫婦の役割分担の変化を表しているのかもしれません。

3. 大掃除デビューは「3歳」

調査結果から、子どもが初めて大掃除を手伝う年齢は「3歳～5歳」が多く、未就学期に家庭での貢献がはじまっている家庭が多いことが分かりました。しかし、手伝わないという声も少なからずあり、家庭ごとに教育方針が異なることが影響しています。この現象は大掃除デビューのタイミングの多様性を物語っています。

4. 安全性を考えた掃除教育

子どもが手伝う掃除には、子どもに任せたい掃除とそうでない掃除があり、これには明確な基準がありました。例えば、「洗濯物をたたむ」や「テーブルの拭き掃除」などは安全で簡単、お子さんの達成感も得られやすいとされています。一方で、漂白剤を使う掃除やトイレ掃除は、安全性に配慮が必要との声が多数。子どもの成長はもちろんですが、親がかける教育的な目も大切になってきます。

5. 完璧よりも柔軟な掃除へ

最近は、計画的な完璧掃除が減少し、掃除がライフスタイルに息づく「ながら掃除」が盛り上がりを見せています。子どもは日常に共存する大掃除のスタイルが根付いており、生活全体の変化に自然と適応しているようです。子どもたちと共に楽しみながら進める無理のない掃除法が浸透しているのが嬉しいポイントです。

おわりに

今回の調査を通じて、ママたちの大掃除に対する考え方やアプローチが多種多様であることが改めて浮き彫りになりました。一人で背負いこむのではなく、家族全員で参加し、楽しむ大掃除が理想的です。これからも、オキシクリーンはそんなママたちの生活を支えるために、無理のない掃除方法を提案し続けていきます。我が家の大掃除、一緒に楽しみながら進めていきたいですね。