カセットテープカフェ「CASSE」の世界へようこそ
2025年12月17日、渋谷に新たなカルチャースポットが誕生する。それが、日本初のカセットテープカフェ「CASSE(カッセ)」だ。このカフェは、人気レコードカフェ「RECOCO」の姉妹店として知られ、カセットテープの魅力を現代に再提案することを目的としている。カセットテープを聴く楽しさには、単なる音楽体験を超えた深い没入感がある。
カセットテープとは何か?
カセットテープは、アナログメディアの象徴とも言える存在だ。デジタル音源と異なり、カセット特有の音質や温かみを持つ音楽は、懐古的な要素を感じさせる。しかし最近では、その「不便さ」が逆に若者に新鮮で、再評価されているという。音楽を“所有し、操作し、聴く”という体験そのものが、デジタルにはない魅力を引き出しているのだ。音楽そのものの持つ深い感情と向き合うことで、リスナーはより豊かな時間を過ごすことができる。
CASSEの特徴的なサービス
「CASSE」では、来店時に入場料と一杯のドリンクを支払うことで、カセットテーププレーヤーとヘッドホンを貸し出してくれる。店内には厳選されたカセットテープが並んでおり、来客は自由に好きなテープを選んで音楽を楽しめる。ゆったりとしたソファに座り、コーヒーを片手に懐かしいテープの世界に浸る。その行為自体が、新しい体験となるだろう。
アナログな魅力の再発見
最近のリサーチによると、アメリカやイギリスではカセットテープの販売が増加しており、日本でもその兆しが見えてきた。特に若者たちがカセットテープに惹かれ、その魅力を再発見しつつある。音楽にデジタルな操作感覚が浸透する中で、今、逆にアナログの良さに気づく瞬間が訪れている。この傾向は、ストリーミング音楽に慣れた世代からの強い支持を受けている。
リノベーションされた魅力的な空間
「CASSE」は元物流倉庫をリノベーションした店舗で、無骨さを残しながらも自然光が差し込むデザインが特徴的だ。店内には厳選したヴィンテージ家具やデザイナーズの名作が配され、アナログカルチャーと近代的なデザインが見事に調和している。空間そのものが、カセットテープの持つ魅力を際立たせ、多様なカルチャーが交差する場所となる。この空間で、アナログの心地よさを感じながら音楽を楽しむことができるのだ。
CASSEのオリジナルグッズも楽しみに
カフェの開店に合わせて、CASSEのロゴが入ったアパレルやオリジナルグッズの販売も予定されている。お土産にしたり、お気に入りを身に着けたり、CASSEの世界を日常に取り入れることができる。ロゴ入りのマグカップやプレート型のコースターなども見逃せない。
まとめ
若者の間で再評価されつつあるカセットテープの新たな表現場所となる「CASSE」。単に飲食を楽しむだけじゃなく、音楽の持つストーリーや体験を共にする場所として、多くの人々に歓迎されることだろう。文化の発信地である渋谷で、カセットテープ文化に触れる絶好のチャンスをお見逃しなく!気軽に足を運んで、新しい音楽体験を味わってみてはいかがだろうか。