音楽の新たな冒険、じゃがレコードの魅力
2025年4月、カルビーが新たに音楽レーベル「じゃがレコード」を立ち上げました。これは、同社の人気スナック「ピザポテト」や「かっぱえびせん」の独特な食べる音、いわゆるタベオトを素材にした楽曲を制作する試みです。そしてこのたび、第3弾としてヒップホップアーティストの「ピラフ星人」が参加することが発表されました。彼がタベオトを使用して制作する新曲『CHIPS(予定)』は、年内に公開予定です。
「じゃがレコード」の誕生背景
「じゃがレコード」は、カルビーの未来を見据えたプロジェクトの一環です。カルビー未来ラボでは、グッズや雑貨、ゲームアイテムなど多角的なビジネス展開を行い、ブランドへの新しい入り口を模索しています。この道を進む中で、タベオトを楽曲づくりに活用するという新たな発想が生まれました。最初の楽曲として「niKu」による『DAHA』、続いてボカロPの「雨良 Amala」とコラボした『ルールる!』がリリースされました。そして第3弾として登場するのが「ピラフ星人」です。
ピラフ星人とは?
ヒップホップシーンで注目を浴びる「ピラフ星人」は、自らのユーモラスなキャラクターで評価を高めてきたアーティスト。彼のスタイルはポップでありながらもエッジが効いており、年齢層を問わず多くのファンを魅了しています。特に、子供たちからの人気は絶大で、彼は自身のキャラクターを活かした楽曲で常に進化し続けています。2024年にはバトルMCを引退し、彼の音楽アーティストとしての活動が本格化していく中で、本楽曲も彼の新たな一歩となるでしょう。
『CHIPS(予定)』の内容とは?
『CHIPS(予定)』は、「ピザポテト」のザクザク音を活用したポップでワクワクする楽曲です。この楽曲は、イスラエルを拠点とするアーティストやクリエイターとともに制作され、現代の音楽シーンに新しい風を吹き込むことでしょう。パリッとした食感やサクサクした音を思わせるサウンドに、ピラフ星人の独特なフロウが合わさった新しい作品を楽しみにしています。
音楽コンテスト「じゃがレコードアワード」開催
さらに、「じゃがレコード」は新曲のリリースに合わせて楽曲コンテスト「じゃがレコードアワード2025」を開催します。このコンテストは、タベオトを使った楽曲を募集し、優れた作品を表彰するイベントです。音楽クリエイターたちにとって、新たな挑戦の場となることでしょう。興味がある方はぜひ応募してみてください。
最後に
「じゃがレコード」は、食と音楽が交わるユニークなプロジェクトです。食べる音を通じて、より多くの人々に新しい体験を提供し、楽しんでもらうことが目的です。今後も期待しているプロジェクトの一つですので、ぜひその動向を注目していきましょう。