シーベジタブルの新プロジェクトが海藻の魅力を広げる！すじ青のりで未来の海を創造

海藻の新しい魅力を発見！

合同会社シーベジタブルが手掛ける新プロジェクト「もっとおいしいすじ青のりプロジェクト」は、海藻の可能性を開く斬新な試みです。このプロジェクトの主役となるのは、香り高い「すじ青のり」です。これは、シーベジタブルが生産しているもので、海藻界において“香りの王様”として広く知られています。

シーベジタブルの成り立ち

2016年の創業以来、シーベジタブルは海藻の新たな可能性に真剣に取り組んでいます。臭いで選ばれる海藻の中でも、一際際立つ香りが、料理界で高く評価されていることから、すじ青のりは「海のトリュフ」とも称されています。

近年、シーベジタブルは多くの料理人や企業とのコラボレーションを通じて、この魅力を更に多くの食卓に届けることに成功しています。そして、この流れを受けて立ち上がったのが、「もっとおいしいすじ青のりプロジェクト」となります。

プロジェクトの内容と目的

本プロジェクトでは、すじ青のりを起点に、様々な企業や飲食店と共に新しい食品開発や特別メニューの創造、さらには体験イベントやギフト商品などを共同で企画。これにより、「海藻がこんなに美味しいなんて！」という発見を皆が共有できるような場を作っていきます。

プロジェクトは2025年6月5日から9月30日までの期間中に展開される予定で、詳細は公式ウェブサイトで随時発信されます。

環境への配慮

このプロジェクトが特筆すべき点は、売上の一部が海の生態系の保護に向けられ、養殖藻場の創出に再投資されることです。養殖藻場とは、魚や貝などが集まる豊穣な環境を整えることを目的に、人工的に海藻を養殖する場所です。これにより、持続可能な水産業の実現だけでなく、海の生物多様性の保全にも寄与します。

このプロジェクトは、食の楽しみと海の再生を兼ね備えた新しいフードムーブメントを目指しているのです。

すじ青のりの生産について

シーベジタブルは、地下海水を使用した青のりの陸上栽培を行っており、これにより環境への負荷を減らしています。近年、海水温の上昇により一部の海藻は激減しており、これを救済するための努力として、シーベジタブルは安定した栽培環境を提供することで食文化の復興を目指しています。

未来の海を共に創る

シーベジタブルのもとには、研究者や料理人などに加え、障がいのある方や高齢者のスタッフもチームの一員として活躍しています。彼らの協力により、清浄で安定した環境での栽培が実現されており、すじ青のりの香り成分は他の同類製品に比べて圧倒的に優れています。

このような取り組みを通じて、毎日の食事をさらに豊かに、そして持続可能な未来を提供するシーベジタブル。海藻がさらに進化する未来が楽しみですね。