磨かれた美しさを纏う「Terasu」
伝統と現代が融合した新たな陶器アクセサリーブランド「Terasu」が誕生。信楽焼の茶陶作家である保庭桂子の鋭い感性から生まれたこのブランドは、特に60代以上の女性に向けた、上質な日常装身具を提供します。コンセプトは「光を纏い、わたしを照らす」。
「Terasu」の特徴とは?
「Terasu」は、陶器という素材に本金や本銀、本プラチナの輝きを纏わせながら、その特有のぬくもりや軽やかさをしっかりと感じていただけるアイテムを展開しています。特に注目したいのが、直径8cm、重さわずか45gのブローチです。大きな面積にこだわりながらも軽量性を追求しているのが特徴で、これまでのジュエリーに変化を求める女性にもぴったり。
優れた耐久性と経年変化
陶器素材特有の凛とした手触りと光沢は、身に着けることでより引き立ちます。また、陶器の焼き上がりは一つひとつ異なり、それぞれが独自の存在感を持っています。和装・洋装問わず多様なスタイリングに合わせやすく、シンプルな装いにも絶妙な華を添えることができます。
新たなマテリアルとしての可能性
このブランドは、アパレルブランドや和装メーカー、セレクトショップとの協業によるOEMや別注制作が可能で、小ロットでの手づくりが実現します。このため、ファッション業界向けにも独自の開発が期待されており、注目が集まっています。
20年越しの挑戦
「Terasu」は、保庭桂子が「胸元に大きく輝くアクセサリーを身につけたい」という願いから始まったプロジェクトです。この思いを胸に、20年以上の試行錯誤を経て、ついに形となったわけです。厳選した軽量な陶土素材を使用し、本金・本銀・本プラチナを用いた焼き付け技術によって、耐久性と優れた装飾性を実現しました。
お披露目イベントの詳細
2025年6月13日から15日、19日から22日までの期間中、京都市内のギャラリーH2Oで「Terasu」の新作展示イベントが開催されます。午後12時から18時までの時間内に自由にご覧いただけ、参加費は無料です。
茶室では抹茶とお菓子の提供もあり、心ゆくまで「Terasu」の世界を楽しむことができます。この機会を逃さず、ぜひ参加してみてください。
作家:保庭桂子
保庭桂子は、二代目保庭楽入の次女として生まれ、在学中に茶道を学び、信楽窯業試験場で技術を磨きました。結婚後には独学で上絵付を習得し、家業である茶道具の制作を受け継ぎつつ、今では新たな作風を生み出すべく日々精進しています。