金澤やまぎし養蜂場が発見した新成分「Hocacy」で健やかな呼吸をサポート

新成分「Hocacy」の誕生

昭和5年に設立された老舗の金澤やまぎし養蜂場が、呼吸器の健康を目指して画期的な新成分「Hocacy」を発見しました。このプロジェクトは、海外の研究機関と連携し、長い歴史を持つマメ科のキャロブ（イナゴマメ）から得た多糖類成分です。呼吸器系の症状を改善することを目指し、最近の研究では実際に咳反射や気道粘膜の改善効果が確認されています。

海外との共同研究

金澤やまぎし養蜂場は、中国医学科学院北京協和病院と協力し、キャロブの持つ薬理効果を科学的に検証してきました。このキャロブは地中海沿岸で千年以上の歴史があり、最近では代用チョコレートの素材としても人気です。中国の薬用植物研究所の研究により、Hocacyが鎮咳作用や去痰作用を持つことが判明し、呼吸器症状の軽減につながる可能性があるとされています。また、免疫機能を向上させる効果も報告されています。

Hocacyとは？

Hocacyはガラクトースとグルコースからなる多糖類で、高い生体親和性を示します。そのため、体内に取り入れやすく、安全性も高いのが特徴です。試作品はシロップのような甘さがあり、食べることができるため、毎日の食生活にも取り入れることが可能です。

現在、日本の神戸大学がさらなる研究に協力しており、呼吸器系の機能回復や免疫細胞の働きに関する詳細な調査が進められています。この新成分の開発は着々と進行中で、商品化が間近に迫っています。

健康食品開発の目的

金澤やまぎし養蜂場は、ただのはちみつ会社ではありません。「喉に良い」と広く知られるはちみつと新たに発見されたHocacyのコラボレーションにより、科学的な根拠に基づいた新しい健康食品の誕生を目指しています。今夏のはちみつフェスタでの「Carob & Honey」としての試作品の披露は、食を通じて健康を促進する新しい一歩となるでしょう。

薬食同源プロジェクト

このプロジェクトは「薬食同源」の理念に基づいており、植物の栄養成分を活用して健康を広めていく取り組みです。金澤やまぎし養蜂場が手掛けるこのプロジェクトでは、普段の食事から健康的な生活が送れるような成分の開発に注力しています。今後も様々な植物の中に秘められた有効成分を見つけ出し、社会貢献に努めていく所存です。