韓国高麗人蔘社がBARUDAと提携しK-beautyの未来を切り拓く

株式会社韓国高麗人蔘社が、2025年12月2日付でBARUDA株式会社への投資を実行し、同社が韓国高麗人蔘社グループに加わります。この動きは、K-beauty（韓国美容）のプラットフォーム企業としての地位を確立し、ブランド運営・流通・ロジスティクス・データの一体化を図る戦略の一環です。

1. 韓国高麗人蔘社の目標

韓国高麗人蔘社は、サプライチェーンの統合運営をさらに進化させると共に、ブランド運営と物流オペレーションの相乗効果を高めていく方針です。具体的には、標準プロセスの整備や人材育成を進め、現場からの改善サイクルを定着させることで、より高品質なサービスを提供する基盤を整えていきます。

2. BARUDA株式会社とは

BARUDA株式会社は、2020年に設立された企業で、主に3PL（入出荷・保管）及び商業（卸売業、小売業）を手掛けています。東京都新宿区に本社を構え、韓国高麗人蔘社のパートナーとして、特に物流面での戦略的な協力が期待されています。

3. K-beautyのプラットフォーム企業への挑戦

韓国高麗人蔘社は、「K-beautyのプラットフォーム企業」というビジョンを掲げています。このビジョンを実現するためには、各事業の連携を強化し、顧客体験の向上を図ることが不可欠です。具体的には、商品情報やトレンドをデータ化し、それを元にした最適なマーケティング戦略を立案、実行することで、パートナー企業との価値を最大化することを目指します。

4. 韓国高麗人蔘社の歴史

韓国高麗人蔘社は、2008年に設立された企業であり、2011年からは韓国コスメの輸入代理事業をスタートさせました。以来、20ブランド以上の韓国コスメを日本に紹介し、多くのファンを獲得しました。また、新大久保に直営の韓国コスメ専門店をオープンし、「COSME Re:MAKE」として現在も全国に店舗を展開しています。