三山、husを子会社化
2025-11-18 16:58:22

三山株式会社、husを完全子会社化し新たな成長を加速!

三山株式会社とhusの完全子会社化のニュース



大阪を拠点とする三山株式会社が、京都に本社を置く株式会社husを完全子会社化することを発表しました。この決定は、両社の企画力とものづくりの基盤を一つにまとめ、「長く選ばれる定番」と「今を捉えた新提案」をお客様に届けるための重要なステップです。

売上成長の土台を固める



三山株式会社は、創業80年の歴史を持つ繊維メーカーで、工業用アパレルミシン糸から靴向け資材まで幅広い商品群を手がけています。これまで、調達、製造、生産管理、品質保証を一気通貫で運営し、多様なニーズに応える高品質な製品を安定供給してきました。特に、定番の糸を備蓄的に販売することやパートナー企業との協業を通じて「ものづくりの基盤」を築き上げています。

一方で、husは編み物に特化したD2C(Direct to Consumer)型のブランドとして、手芸用毛糸の魅力を引き出す商品開発と、消費者との距離が近いブランド発信を強みとしています。両社の統合により、“デザインとものづくり”を同時に進める体制へと進化し、今後は市場起点での提案力が強化されることになります。

両社の強固なシナジー



三山はhusの企画力やブランディング、マーケティングの知見を吸収しつつ、新しい事業領域への挑戦を加速させていくとしています。一方、husは三山の安定した調達網と品質基準を活用することで、素材選定から量産に至るまでの精度を高め、高品質な商品の開発と供給を強化する計画です。

これからは、季節ごとの商品計画や素材開発を両社で共同で進め、自社の強みを最大限に活かした商品作りを行うとしています。これにより「お客様に選ばれ続ける商品」を実現することを目指していくようです。

経営者のコメント



三山株式会社の代表取締役社長、三山真司氏はこの株式取得が極めて重要な一手であると述べています。繊維業界の環境変化が急速に進む中、ECやSNSを活用したD2C型の販売やマーケティングが求められる現状を鑑み、husとの連携を通じて新たな成長を見込んでいます。

「手芸糸というカテゴリーでのスケールを実現し、長期的な可能性を最大限に引き出す」との意気込みを見せています。

また、husの代表取締役、伴恭介氏も「三山との資本提携は次の成長ステージへの大きな転機」とコメント。自社が手がける編み物を通じて、暮らしを豊かにする製品を提供し続けるため、両社の強みを融合させたものづくりとサービスの実現を目指すとしています。

新たな未来を目指して



三山とhusの統合は、ただの組織変更にとどまらず、消費者にとっても喜ばしいニュースとなるでしょう。両社が手を取り合い、新たなイノベーションと確実な商品供給を通じて、ファッションとライフスタイルに寄り添ったブランドへと成長していくことが期待されます。これからの両社からの新提案に目が離せません。





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